「ASYLUM2009~Sakurazaka Music and Art Weekend~」
リクオは昼夜2回公演
【場所】沖縄県那覇市 桜坂劇場ホールA
「カフェミルトンへのサウダージ オキナワ2009」
【出演】リクオ・新良幸人・吉田慶子with笹子重治・ko-ko-ya
【場所】沖縄県那覇市 桜坂劇場ホールB
「Best Harvest vol.10」
【出演】リクオ・ハシケン×江藤有希
那覇は晴れて、実に心地よい風が吹いた。
この日は昼夜2回公演。昼間は宮城県白石市にあるカフェ、カフェミルトンとゆかりのミュージシャンが集まるライブ。もちろんミルトンママ&マスターも去年に続いてイベントに参加。
吉田慶子さんの生歌を聴いたのはこの日が初めて。涼しげで郷愁を誘う歌声。表情も素敵。
自分と同じ世代で沖縄を代表する歌者、新良幸人とは2人で1曲セッション。素晴らしい三線、素晴らしいイケメンボイス、素晴らしい間の取り方。そしてアウトローのニオイ。とてもインスパイアされた。
自分の出番は最後。アンコールではちょっと強引に出演者全員をステージに呼び込んでセッション。でも、いいエンディングになった。
夜はハシケン×江藤有希と共演。それぞれのステージの後、最後に3人で3曲セッション。リスペクトに満ちたホントにいいセッションだった。
想定外にアンコールが止まず、再び3人でステージへ。客席に友部正人さんを発見して、いきなり紹介。友部さん、躊躇なくステージへ。友部さん意訳の「I
Shall be released」を4人でセッション。踊りながら歌う友部さん。歌の内容を越えて、素晴らしく解放された姿。まさに自由。
ライブ後、イベントの打ち上げに合流する前に、まず友部夫妻らと食事。楽しい会話。
友部夫妻との付き合いは自分がCDデビューする前からだから、もう20年を越える。夫妻からは、自分が20代の頃につくったオリジナル曲を演奏しないこ
とについて、今迄何度も言及される。この日もそういう話になって、友部さんから「リクオはバンドはやっていなくても、一人で解散をしてるんだね」と言われ
る。なるほど。言われてみれば自分はこの20年で何回かの「一人解散」を重ねているように思う。
ほどなくして全体打ち上げに合流し、桜坂劇場代表の野田君から指名されてこの日も乾杯の音頭を取る。もうそういう役割のようだ。
全体打ち上げの後は、桜坂劇場の若いスタッフ達や、弘前で「アサイラム」というバーをやっているヒロシさんらともう一軒。桜坂劇場のスタッフは皆笑顔がいい。お金以上に価値のあることに気付いていて、その日を楽しむことに貪欲なのだろう。
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