2007年6月24日日曜日

うたの日満喫

第2回東京うたの日コンサート3日目最終日
【場所】渋谷 BYG
【出演】リクオwith朝倉真司(per.)、寺岡信芳(ba.)、橋本歩(cello)、阿部美緒(violin)/バンバンバザール/他飛び入りゲストあり
 東京うたの日、最終日。この日はバンバンバザールとの共演。オレはバンドを従えての演奏。
 まずはオレがバンバンバザールを紹介。素晴らしいライブパフォーマンス。バンバンのステージは既に憂歌団の域に達したと思う。
  それにしても、バンバンのステージは盛り上がり過ぎて、予定時間を30分過ぎても終らない。自分の出番の頃は既に午後11時半を回っていた。まあ、集まっ たお客さんのほとんどは終電逃す覚悟だからいいっしょ。深夜って、時間を忘れることのできる開放された時間帯なのだ。で、この時間帯って、いつも以上にワ イルドでいやらしい気分で演奏できる気がする。きっとお客さんも同じ気分を共有していたはず。
 ステージ上で、すべての感情が気持ちよく、いやらしく昇華された感じ。
寺さん、朝ちゃん、歩ちゃん、阿部美緒との演奏はほんと気持ちよかった。
何かを突き抜けて、その先がみえた感じ。いいライブが出来た時は、いつも自分の可能性に気付かされる。
  オレのステージの後半ではハシケンが飛び入り。アンコールでは、ハンバートハンバートの2人、おおはた雄一君、金子マリさん等も飛び入り。マリさんバンバ ンバザールと一緒にセッションしたサッチモの「ワンダフルワールド」は素晴らしい演奏になった。なんの迷いもなく、導かれて演奏した感じ。BYGには、か なりファンキーな歌の神さんが居座っているようだ。
 エンディングはステージに収まりきれないくらいの出演者が集まって「光」でしめ。
  お楽しみはこれで終わらない。各会場でライブを終えた出演者、関係者がBYG2階席に集まって賑やかに乾杯が行なわれ、ほどなくしてから、2階席でもセッ ションが始まる。フランスからプロモーションで来ていたボサノヴァ歌手の女性(名前忘れた)とバンバンの富やん(ギター)がデュオでボサノヴァのスタン ダードを演奏。そこにブラックボトムのモンキーのサックスが加わる。ライブを観に来ていたかおりちゃんもピアニカで参加。いや~、素晴らしい演奏でした。 しかし、BYGに集まる連中は皆芸達者である。
 オレは地下のライブ会場で繰り広げられていたバンバンの黒川君(ベース)と松千の2人のブルースセッションに加わる。ステージ上でのアドリブの歌というか会話が実に楽しかった。
 もちろん朝までコース。
 始発の時間もとっくに過ぎた頃、BYGを出て最後は近くの寿司屋でしめ。
 清々しい朝であった。
 うたの日満喫。

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