オフの日はやはり温泉なんである。ラストワルツのマリちゃんの車にナビゲートされ、行く先も知らされずに、あたたら山を超え、雪道を走り、たどりついたのが中の沢温泉。
マリちゃんに案内されたのが、昭和40年代で時代が止まったような古い温泉宿。渓流沿いの露天でほっこり。いいお湯でした。
その後、猪苗代湖で白鳥をながめ、湖沿いのカフェで皆といろんな話をした。その中で、一つのアイデアが生まれた。
郡山の駅前界隈、特にラストワルツのあるアーケード街の寂れようは深刻である。オレがこの街を初めて訪れた頃と比べて、人通りがほんとに少なくなった。そ
ういう状況でお店をつづけてゆくことがいかに大変か。新潟の話の続きになるけれど、街が廃れば、オレたちが愛するところの音楽も廃れる。
そこで思いついたのだ。来年、郡山のラストワルツでラストワルツをやろうと。わかる人にはわかるタイトル。つまり、続けてゆくため、繋げてゆくためのお祭りをやろうという話である。
オレたちは、店主の和泉さんを差し置いて、勝手にこの話で盛り上がってしまった。鉄は熱いうちに打て、である。夜に和泉さんに電話して、話をしたら、ぜひと言ってもらえた。
マリちゃんのセッティングで、この日は猪苗代湖のそばの温泉付きリゾートホテルに宿泊。夕飯で軽く飲むつもりが、山口と二人でまた深酒。飲みながら激論。熱いなあ、オレら。「リクオは飲み過ぎだ」とオレに説教する山口が、どんどんピッチを上げて飲み続けて酔っぱらい。
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