2009年4月11日土曜日

「ひとみ」と「しずか」に見守られ

広島 ヲルガン座
 広島の桜は随分と散っていて、もう新緑の季節が始まっていた。
 ヲルガン座のステージは、両脇の壁に、首から上の鹿の 剥製が2体飾られていたり、ステージ後方に首のないマネキンが置かれていたりで、なんだか奇妙な夢の世界に紛れ込んだような不思議な佇まい。去年、山口洋 とはじめてヲルガン座を訪れた際、この2匹の鹿に「ひとみ」「しずか」と命名した。名前をつけるとやっぱりどこか愛着のようなもんが出てくる。
 2匹は相変わらずのつぶらな瞳をうるますこともなく、常に無表情、実に静かに、自分のパフォーマンスを見守ってくれた。 
 この日の初夏を思わせる陽気は、自分のステージにも影響を与えたようだ。動員は満席とはいかなかったけれど、ライブ後半の会場はソールドアウト並みの盛り上がり。
 そう言えば、ライブを仕切ってくれたボンバーもヲルガン座のスタッフも自分のソロのステージを観るのは初めてだったのだ。彼らの新鮮なリアクションが自分にも新鮮だった。
 打ち上げでボンバーが連れて行ってくれたイタ飯屋美味しかった~。

0 件のコメント:

コメントを投稿