広島 ヲルガン座
広島の桜は随分と散っていて、もう新緑の季節が始まっていた。
ヲルガン座のステージは、両脇の壁に、首から上の鹿の
剥製が2体飾られていたり、ステージ後方に首のないマネキンが置かれていたりで、なんだか奇妙な夢の世界に紛れ込んだような不思議な佇まい。去年、山口洋
とはじめてヲルガン座を訪れた際、この2匹の鹿に「ひとみ」「しずか」と命名した。名前をつけるとやっぱりどこか愛着のようなもんが出てくる。
2匹は相変わらずのつぶらな瞳をうるますこともなく、常に無表情、実に静かに、自分のパフォーマンスを見守ってくれた。
この日の初夏を思わせる陽気は、自分のステージにも影響を与えたようだ。動員は満席とはいかなかったけれど、ライブ後半の会場はソールドアウト並みの盛り上がり。
そう言えば、ライブを仕切ってくれたボンバーもヲルガン座のスタッフも自分のソロのステージを観るのは初めてだったのだ。彼らの新鮮なリアクションが自分にも新鮮だった。
打ち上げでボンバーが連れて行ってくれたイタ飯屋美味しかった~。
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