下北沢 440(Four forty)
ハシケン・デビュー15周年ライブ6月編「ハシケンとリクオ」
【出演】ハシケン/リクオ
ハシケンとの付き合いは12年になる。共演回数は覚えていないくらい多い。二人で一緒にツアーを回った事もある。
今回の共演はハシケンのデビュー15周年を記念するシリーズライブということもあり、自分の中にも特別な思いがあった。ハシケンが自分を誘ってくれたことが素直に嬉しかった。ハシケンのことは、同時代を共に生きる仲間だと勝手に思っている。
かなり前にハシケンから提案があり、二人で曲を書き、ライブ当日その曲を披露することに決めていた。まずはこちらからサビ部分の歌詞とメロディーを弾き
語りで自宅録音して、ファイルでハシケンにメールした。しばらくしたらハシケンから曲の完成形に近い音源がファイルで送られてきた。それに対して、こちら
でまた詞曲にアレンジを加えた音源を送り返した。このようなキャッチボールを繰り返して、二人の共作「Na rain no
rainbow」は完成した。ハシケンとの共同作業を経て、自分が何をどのように伝えたいのかということに対して、より自覚的になれた気がする。とても刺
激的な作業だった。
ライブでは、それぞれのソロコーナーの後に、8曲を二人でセッションした。もちろん「No rain no rainbow」も初披露。アンコールの最後「ソウル」を二人で歌い終えた後は、胸が一杯になって、ハシケンとステージ上でハグし合った。
サイゲンジ、坂田学くん、多和田えみちゃん、パーカスの朝ちゃん、チェロの歩ちゃん、バイオリンの江藤有紀ちゃん、サンタラのキョウコちゃん、河村博司くん他、申し合わせたわけでもないのに、多くのミュージシャン仲間が、この日のライブに集まった。
ずっと記憶に残しておきたい夜になった。
ハシケン、15周年おめでとう。これからもよろしくね。
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