もっきりやのピアノの前に座った時に、昨夜この同じ場所の同じセッティングで エリック・カズが演奏したことを思って、少し不思議な、感慨深い思いにかられ
る。
32年の歴史を持つこの場所には音楽を通してたくさんの想いが凝縮されてい る。
今日はそんな想いを感じ、受け取りながら演奏できた気がする。とても集中 力の高い演奏だった。
今夜のライブを今のところの生涯ベストライブの一つに加 えてもいいかもしれない。 何か見えた感じ。まだまだ高みに行けそうな。
ライブの後、マスターの平賀さんから「ブレイク直前の気がする。」と言われる。よっしゃ。
2002年9月8日日曜日
2002年9月7日土曜日
2002年9月7日(土)
今日からまた一人旅。金沢に前乗り。
明日の自分のライブ会場でもあるもっきりやでエリックカズのライブをみる。
この人の主な演奏スタイルもピアノ弾き語り。エリック自身は知る人ぞ知るとい う存在だが、ボニーレイット、リンダ・ロンシュタット、シェリルクロウといっ た錚々たるシンガーが、彼の曲を取り上げて歌っている。
夜7時半頃、エリックのライブを観るためにホテルを出ようとしたら、ロビーの ソファに腰をおろしているエリックを発見。どうやら同じホテルに宿泊している ようだ。ちょっとくたびれた感じの親父だった。
もっきりやは100人入れば超満員の小さなライブスポットだが、通好みの渋い 来日アーティストや日本のトップジャズメンが演奏する機会も多く、30年を超 える歴史を持つ。マリア・マルダー、エリオット・マフィーなんて人もこのお店の ステージに立っている。
エリックは柔らかい笑顔をふりまきながら客席を通ってステージへ登場。動きは ゆっくりとしている。 おもむろに弾き始めたピアノのタッチはとても優しく、最初は少し頼りない感じ がした。声はレコードよりも枯れていた。無駄な音が一つもないような演奏だっ た。なんの気負いもたくらみも感じられない。演出めいたものも一切ない。ただ 美しい歌がそこにあった。
しみた。 この人に比べると自分はまだまだいろんな欲があって、ぎらついている。 俺はまだそれでいく。
明日の自分のライブ会場でもあるもっきりやでエリックカズのライブをみる。
この人の主な演奏スタイルもピアノ弾き語り。エリック自身は知る人ぞ知るとい う存在だが、ボニーレイット、リンダ・ロンシュタット、シェリルクロウといっ た錚々たるシンガーが、彼の曲を取り上げて歌っている。
夜7時半頃、エリックのライブを観るためにホテルを出ようとしたら、ロビーの ソファに腰をおろしているエリックを発見。どうやら同じホテルに宿泊している ようだ。ちょっとくたびれた感じの親父だった。
もっきりやは100人入れば超満員の小さなライブスポットだが、通好みの渋い 来日アーティストや日本のトップジャズメンが演奏する機会も多く、30年を超 える歴史を持つ。マリア・マルダー、エリオット・マフィーなんて人もこのお店の ステージに立っている。
エリックは柔らかい笑顔をふりまきながら客席を通ってステージへ登場。動きは ゆっくりとしている。 おもむろに弾き始めたピアノのタッチはとても優しく、最初は少し頼りない感じ がした。声はレコードよりも枯れていた。無駄な音が一つもないような演奏だっ た。なんの気負いもたくらみも感じられない。演出めいたものも一切ない。ただ 美しい歌がそこにあった。
しみた。 この人に比べると自分はまだまだいろんな欲があって、ぎらついている。 俺はまだそれでいく。
2002年9月6日金曜日
2002年9月6日(金)
京都 磔磔 この日はワンボックスカーを借りて東京からサポートミュージシャンの山崎哲也 (パーカッジョン)、玉城亜弥(ヴァイリン)、スタッフの哲ちゃん、えびちゃんといっしょに車移動。
車内は終始賑やか。亜弥ちゃんと山崎君の二人が揃うと相乗効果があるようで、 どっちもほんまようしゃべるわ。友達と遊びで旅行に出かけてるみたい。こんな 感じ嫌じゃない。
このメンバーでのライブは先日の下北沢440に続いて2度め。前回よりもずっ と、メンバー間の呼吸が読み取れて、演奏にメリハリが出た。 440での2日間でも感じたことだが、新しいメンバーとの演奏は新鮮で実に楽 しい。ヘルツと違うところはステージでもオフステージでもメンバー間でベタに 盛り上がりやすいところ。
俺がぼけると誰かがつっこんでくれるところがありが たい。
車内は終始賑やか。亜弥ちゃんと山崎君の二人が揃うと相乗効果があるようで、 どっちもほんまようしゃべるわ。友達と遊びで旅行に出かけてるみたい。こんな 感じ嫌じゃない。
このメンバーでのライブは先日の下北沢440に続いて2度め。前回よりもずっ と、メンバー間の呼吸が読み取れて、演奏にメリハリが出た。 440での2日間でも感じたことだが、新しいメンバーとの演奏は新鮮で実に楽 しい。ヘルツと違うところはステージでもオフステージでもメンバー間でベタに 盛り上がりやすいところ。
俺がぼけると誰かがつっこんでくれるところがありが たい。
2002年9月5日木曜日
2002年7月20日土曜日
2002年7月20日(土)
| もう一月近く旅に出ていない。これって最近ではめずらしいことなのだ。 くそ暑い東京でわりと静かに過ごしている。 やるべきことがないわけではないが、そんなに焦ってやらなくても困ったり、 怒ったりする人もいないので、ゆっくりしている。 夕暮れ時に散歩にでかけ茶店で読書などするのが、最近の日課。 昔に読んだ本を何冊か読み返しているのだが、内容をほとんど忘れていてあきれ る。 この期間に曲が出来るかなと思ったけれど、あまりひらめかない。 焦らず待とうホトトギズ。 そう言えば音楽業界には「忙しい、忙しい、たまりませんわ。」とぼやくふりを して自分の忙しさを自慢する人が多い気がする。 気持ちはわからんでもないが、それって、ちょっとかっこ悪くないか? 特に創作に携わる人間が忙しすぎたり、自ら進んでスケジュールを埋めまくると いうのはどうなん? 忙しさを自慢するよりは、暇つぶしのうまさと遊び上手を自慢したいね。 と言いつつ空白のスケジュール帳をみて焦ってしまったりする俺。 旅は好きやけど寅さんにはなられへんね。 |
2002年6月25日火曜日
2002年6月25日(火) 沖縄・モッズ
歌の日コンサートの反響もあって客席は満員。
9時半開演予定が30分遅れて10時開演。最初に地元のバンドピース・オブ・ムーンさんが40分程演奏。俺がステージに登場したのが11時。終電は大丈夫 なんか?いやいや沖縄に電車は走ってません。終電なんか関係あらしません。 しっかり沖縄時間の洗礼を受けて、ライブがスタート。
客席の熱気が素晴しい。いやあ~煽られました。皆さん、楽しみ方を知ってはり ますね。
沖縄在住知り合いミュージシャンの比屋定篤子さんと元ゼルダのさちほさんが遊 びにきてくれて、打ち上げで色々話した。比屋定さんは地元沖縄に戻って結婚、 出産を経て最近音楽活動を再開。彼女の声はほんまええよ。この日はミュージ シャンである彼女の夫、那須さんも紹介してもらった。 さちほさんは現在アマナというインド民族音楽の影響の強いバンドを女性3人で 結成して沖縄からいろんな街へツアーへ出ている。さちほさんからはいっしょに 遊びに来てくれた元ネーネーズのよっちゃんこと小山良子さんを紹介される。 この4人のうち沖縄生まれは比屋定さんだけ。3人は成人してから自分の意思で 沖縄に移住してきた人達。さちほさんとよっちゃんに沖縄での暮らしを聞いてみ た。
なにごともシンプルなのがよいというのが二人の共通した意見。けれど溶け込むには時間を要したとのこと。特に男は女以上に大変だというのがさちほさんの意 見。 そこで俺は2年前に急逝したさちほさんの夫、どんとの沖縄での暮らし振りを聞 いてみた。俺はどんとがボ・ガンボスを辞めて沖縄に移住すると聞いたとき少し 複雑な気持ちになった。さちほさんの話ではどんとが沖縄の暮らしになじんでゆくには苦労もあったようだ。
タクシーの運転手さんと話してたときに俺が東京から来たって言ったら、その人 に沖縄に来てくれてありがとうってお礼を言われた。地元のいろんな人から沖縄 はいいところですよ~って言われた。沖縄の人達は自分の街、風土、文化を愛し てるんやなって思った。
また風来坊を気取って沖縄に戻ってこれたらいいなと思う。
9時半開演予定が30分遅れて10時開演。最初に地元のバンドピース・オブ・ムーンさんが40分程演奏。俺がステージに登場したのが11時。終電は大丈夫 なんか?いやいや沖縄に電車は走ってません。終電なんか関係あらしません。 しっかり沖縄時間の洗礼を受けて、ライブがスタート。
客席の熱気が素晴しい。いやあ~煽られました。皆さん、楽しみ方を知ってはり ますね。
沖縄在住知り合いミュージシャンの比屋定篤子さんと元ゼルダのさちほさんが遊 びにきてくれて、打ち上げで色々話した。比屋定さんは地元沖縄に戻って結婚、 出産を経て最近音楽活動を再開。彼女の声はほんまええよ。この日はミュージ シャンである彼女の夫、那須さんも紹介してもらった。 さちほさんは現在アマナというインド民族音楽の影響の強いバンドを女性3人で 結成して沖縄からいろんな街へツアーへ出ている。さちほさんからはいっしょに 遊びに来てくれた元ネーネーズのよっちゃんこと小山良子さんを紹介される。 この4人のうち沖縄生まれは比屋定さんだけ。3人は成人してから自分の意思で 沖縄に移住してきた人達。さちほさんとよっちゃんに沖縄での暮らしを聞いてみ た。
なにごともシンプルなのがよいというのが二人の共通した意見。けれど溶け込むには時間を要したとのこと。特に男は女以上に大変だというのがさちほさんの意 見。 そこで俺は2年前に急逝したさちほさんの夫、どんとの沖縄での暮らし振りを聞 いてみた。俺はどんとがボ・ガンボスを辞めて沖縄に移住すると聞いたとき少し 複雑な気持ちになった。さちほさんの話ではどんとが沖縄の暮らしになじんでゆくには苦労もあったようだ。
タクシーの運転手さんと話してたときに俺が東京から来たって言ったら、その人 に沖縄に来てくれてありがとうってお礼を言われた。地元のいろんな人から沖縄 はいいところですよ~って言われた。沖縄の人達は自分の街、風土、文化を愛し てるんやなって思った。
また風来坊を気取って沖縄に戻ってこれたらいいなと思う。
2002年6月23日日曜日
2002年6月23日(日) 第2回歌の日コンサート(沖縄市民会館大ホール)
出演:リクオ、BIGIN、忌野清志郎、大工哲弘、森山良子、花*花 他
記念すべき沖縄初上陸。 気候も暑いがお客さんも熱い。なんとも素晴しいダイレクトなリアクション。構 えたところがない。よく聴き、よく踊り、よくかみしめる。ここは音楽のメッ カ?
慰霊の日を歌の日にしようとビギンが企画したこのコンサート、彼等の音楽に対 するスタンスと人柄がよく現われていて、ほんまにええ感じやった。
疎遠になっていた清志郎さんと一月に2度もいっしょになるなんて不思議。俺も やってまっせってとこはみせられたかな。
八重山出身の歌しゃー大工哲弘さんとお会いできたのも嬉しかったな。俺は大工 さんのファンなのだ。
実は数年前に大工さんがツアーで東京に来られた際、酔った勢いで大工さんの打 ち上げに乱入したことがある。大工さんも泡盛で結構酔っておられる様子で、誰 とも知らぬ乱入者を機嫌良く迎かえ入れてくれた。 調子に乗った俺は大工さんに歌をせがみはじめた。そうしたら大工さんはなんの 躊躇もなく傍らのケースにしまっていた三しんを取り出して「月のかいしゃ」を 歌ってくれた。 感動した。
それでやめとけばいいのに俺の勢いは止まらず今度は「生活の柄」をリクエス ト。そしたらまたすぐ歌ってくれんのよ。もう最高。いっしょに歌ってました。 楽しかったなあ。
でも、このときのこと大工さんは全く覚えていませんでした。
記念すべき沖縄初上陸。 気候も暑いがお客さんも熱い。なんとも素晴しいダイレクトなリアクション。構 えたところがない。よく聴き、よく踊り、よくかみしめる。ここは音楽のメッ カ?
慰霊の日を歌の日にしようとビギンが企画したこのコンサート、彼等の音楽に対 するスタンスと人柄がよく現われていて、ほんまにええ感じやった。
疎遠になっていた清志郎さんと一月に2度もいっしょになるなんて不思議。俺も やってまっせってとこはみせられたかな。
八重山出身の歌しゃー大工哲弘さんとお会いできたのも嬉しかったな。俺は大工 さんのファンなのだ。
実は数年前に大工さんがツアーで東京に来られた際、酔った勢いで大工さんの打 ち上げに乱入したことがある。大工さんも泡盛で結構酔っておられる様子で、誰 とも知らぬ乱入者を機嫌良く迎かえ入れてくれた。 調子に乗った俺は大工さんに歌をせがみはじめた。そうしたら大工さんはなんの 躊躇もなく傍らのケースにしまっていた三しんを取り出して「月のかいしゃ」を 歌ってくれた。 感動した。
それでやめとけばいいのに俺の勢いは止まらず今度は「生活の柄」をリクエス ト。そしたらまたすぐ歌ってくれんのよ。もう最高。いっしょに歌ってました。 楽しかったなあ。
でも、このときのこと大工さんは全く覚えていませんでした。
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