一日良く寝たので、疲れがとれる。
このツアー中、一番の好天気。日中は街を散歩。こちらでもまだ桜が咲いていた。
釧路で最も印象に残る草花はタンポポである。とにかく街のいたるところで咲いている。去年釧路に来た時に地元の人が「タンポポは寂しげな場所に咲く」と語っていたのが印象に残っている。
北海道をツアーして各地をぶらついていると、祭りの後のような、寂しげな風景に多く出会う。どうもそういう場所に、自分は惹かれてしまうようだ。
陽が暮れる頃に、釧路川沿いの遊歩道を、すぐ近くの海に向かって歩く。
とても美しい夕陽を見た。
ラルゴの豊川君は、声も小さくて一見大人しいイメージなのだが、その実、とてもハートの熱い男だ。彼の熱意が確実に自分にもお客さんにも伝わって、ラルゴは特別な空間になった。
この日のステージでもあの世とこの世を行き来する感覚が残っていた。ライブの後半では、行ったきりにならないように、バランスをとった感じ。もう少しあの感覚を突き詰めたいと言うか、ひたってみたい気もした。「機関車」ははまった。
ツアーの間に五感が開放され、研ぎすまされてきた感じ。
言葉とメロディーが生まれそうな予感。
★廃校のグランドに咲くタンポポ。去年も見に行ったなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿