新宿 道楽亭 Ryu'sBar
三鷹にあった文鳥舎が、今年2月、新宿二丁目への移転を機に店名も道楽亭に改名。自分は移転後としては初ライブ。
リハーサル後、急ぎタクシーをつかまえて、ヤギヤスオさんが個展をやっている南青山のビリケンギャラリーへ向かう。
ヤギさんは、細野晴臣さんの「トロピカル・ダンディー」のLPレコード・カヴァーで、イラストレーター、デザイナーとしてデビューし、じゃがたら、ボ・
ガンボスなど、様々なレコードやCDジャケットを手掛け、ずっと音楽にかかわり続けてきた人だ。大先輩なのだけれど、90年代後半から00年に至る時期、
下北界隈でよく一緒させてもらっていたので、同時代を共に生きた人という意識がある。
ヤギさん本人と久し振りに電話で話した際「遺言を残すような気持ちで個展をやるから来てもらいたい」と言われ、どうもその遺言という言葉が気になって、これは無理をしてでも足を運ばねばという気持ちになった。
多分9年振りくらいに再会したヤギさんは以前のアンディー.ウォーホールみたいな出で立ちから、あごひげを伸ばして仙人っぽいルックスに変化していた。順調に歳をとってはいたけれど、お元気そうに見えた。
個展会場で、なんとまた札幌に続いてカーネーションの直枝さんとバッタリ。札幌で再会したときに手渡した「リクオ&ピアノ」を聴いてくれて、とても気に入ってくれたそうで嬉しかった。トムズキャビンの麻田さんにも久し振りにお会いする。
開演時間が近づいていたので、あまりゆっくりする間もなく新宿へ戻らねばならなかったのが残念。
道楽亭スタッフによれば、二丁目界隈のお店で「リクオ&ピアノ」をかけてもらうと、ゲイの人達からすこぶる評判がいいとのこと。新しい客層開拓できるかな。
二丁目という場所柄、落語寄席が行われるステージ、50人で満席というお客の近さ、場内の熱気、それらの状況に多いに影響されて、道楽亭ライブは相当に弾けた内容になった。関西みたいに客席からのツッコミが多くて楽しかったなあ。
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