2010年4月5日月曜日

過去と現在が連なる場所 過去と現在が連なる場所

旭川 アーリータイムズ
 1週間で北海道6ヶ所を回るツアーが始まった。初日は旭川。
 空港で荷物を受け取った後、用意していたダウンジャケットを着込む。空気は冷たかったけれど、予想したほどの寒さじゃない。雪はまだ随分と残っていた。
 空港までマスターの野澤さんが車で迎えに来てくれて、市街に入る前、温泉施設にオレ一人を置いていってくれる。ゆっくり湯につかって、仮眠室で一時間睡 眠をとった後、野澤さんが再び迎えに来てくれて、会場入り。早朝に部屋を出て、睡眠不足だったから助かった。
 アーリータイムズ を訪れるのは2年5ヶ月振り。そんなに期間があいた気がしない。リハーサルはさっさと切り上げて、マスターが入れてくれたコーヒーを飲みながら、いつもの メンバーと一緒にのんびりと会場までの一時を過ごす。何も変わらず迎え入れてもらっている感じ。Tちゃんがかなり年下の男性と結婚したとのこと。そりゃめ でたい。やはり時は流れている。
 アーリータイムズ にはこの場所ならではの独特の空気感と音響がある。それらは積み重ねられた想いが作り上げたものだ。この場所では過去と現在が連なるイメージの中で、演奏することができる。
 ステージを終えて、やはり2年5ヶ月の間に自分も少しずつ変わっていったんだなと思った。
 また戻って来ます。

 夜は急激に冷えた。店を出てタクシーでホテルに戻る道中、運転手さんが「この寒さが和らいで、雪が溶け、春が訪れたときの嬉しさはひとしおですよ」と語ってくれた。

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