2010年4月10日土曜日

札幌は都会

札幌 公開秘密結社あじとII
【オープニングアクト】イソベック(スモゥルフィッシュ)
 釧路から汽車で札幌へ。旭川入りしてからこれまで、北海道の自然に触れ圧倒される機会が多かったので、札幌が余計に都会に思えた。
 この日のライブ会場、「あじとII 」の若いスタッフ達は皆、生き生きとしていて、現場を楽しんでいるのが伝わってくる。レトロなお店の作りも素晴らしく、オーガニックな料理もホント美味しい。置いてあるアプライトピアノの鳴りも良い。いいお店だ。
 主催者のマルちゃんは実にオープンで笑顔が最高。彼の人柄が横の繋がりをどんどんひろめてゆく。
 PAのほっちょさんは、地元からの音楽発信を真剣に考えて、地域に根付いた活動を地道に続けている。
  こういう人達とのつながりを実感してライブできることは幸せだ。とにかく現場には開演前から、いい気が充満していた。
 ライブは立ち見が出る盛況。ホント心地よいエネルギー循環の場になった。オープニングのイソベックの弾き語りもよかった。歌もギターも柔らかく響鳴していた。

 都会の夜は長い。2次会は元トマトスの清さんのお店、バイーアへ。そこで同じくツアーで来ていたカーネーションの直枝さんにばったり。こういう再会も都会ならでは。
 東北で暮らしていて、札幌に戻ってきた知人が「こちらでは地域社会の横のつながりを作るのが難しい」と話しているのを聞いて、やっぱりここは都会やなと。
 自分は田舎と都会、昼と夜、聖と俗を行き来しながらバランスをとり続けている感じ。

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