名古屋から東京へ戻り、休む間もなく、ミッキーと一緒にニューオーリンズ音楽の巨匠、アラン.トゥーサンの日本ツアー最終公演を観に六本木へ。ライブ会場
のビルボードライブは東京ミッドタウンの中にあって、ブルーノートをさらにオシャレ&バブリーにしたようなつくり。アラン.トゥーサンが育ったであろう
ニューオーリンズのストリートの猥雑な空気感はちっとも感じられない空間。かなり広い客席には空席が目立った。「磔磔あたりで観れたらもっとよかったね」
などとミッキーと話しながら主役の登場を待つ。 トゥーサンがステージに登場するとそれまで熱気の感じられなかった客席がどっわく。お、やっぱりみんな
好きで来てるんやな。ドラム、ベース、サッククス、そしてトゥーサンのピアノ&ヴォーカルという編成。いきなりノンストップでファンキーなニューオーリン
ズ.ナンバーを連発。実に躍動感のある演奏。ピアノも、“ここまで弾いてくれんの!!”っつうくらい転がりまくり。バンドとのアンサンブルもバッチリ。
ホットでクール、ファンキーでエレガント。素晴らしい!トゥーサンのライブは今まで4回観たけれど、今回が圧倒的に最高だった。様々なエッセンスが凝縮さ
れた実に濃密な1時間20分。大満足。
ミッキーもオレも興奮状態。ライブの後、DVDを買ってアラン.トゥーサン本人にサインをしてもらう。つ
たない英語で、二人がピアニスト&シンガーであること、ニューオーリンズ.ピアノから多大な影響を受けたこと、今夜のライブが最高であったことを伝える。
アラン.トゥーサンは優しく包容力のある笑顔をたたえながら、気さくに受け答えしてくれた。
ミッキーとのツアー最終日に向けて、多いに弾みがついた感じ。行ってよかつたあ。
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