2000年8月30日水曜日

2000年8月30日(水)

久し振りの書き込み。

今日はゆずのレコーディングでアコーディオンを弾く。 曲を2度、聴かせてもらってコード譜を見ながら構成をチェックしたらすぐに 録音に入る。 曲は3拍子。まっすぐで感傷的なメッセージソング。 2テイクでOKがでる。 スタジオ入りして1時間も経っていない。 すぐに帰るのも素っ気なく思い少しプロデューサーの寺岡呼人氏と会話を試みるも、まだ作業が色々と残っている様子なので少しコミニュケートしてそそくさと 帰る。ゆずの2人はラジオに生出演していて会えなかった。
3日前にはヘルツの3人で「みなお」という福岡在住の男女デュオグループの レコーディングに2曲参加。2人ともまだ20を過ぎたばかりの若さ。 こっちの方は捻りを利かせた偏執狂的アコースティックナンバー。 ギターのみつお君はフランクザッパのファンだそう。 どちらかと言えば直情的なゆずの表現とは対照的。
最近よく聴くCD。
ジム・オルーク/ユリイカ(シカゴ音響派の重要人物)
エッソ・トリニダード.スティール・バンド/エッソ・トリニダード・スティール・バンド(ヴァン・ダイク・パークスがプロデュース) LENINE&SUZANO/OLHO DE PEIXE (現代ブラジルを代表する先鋭ミュージシャン 2人のコラポレート)
ヴアン・ダイク・パークス/ソング・サイクル
アストロ・エイジ・スティール.オーケストラ(ヤン富田)/ HAPPY LIVING タンバ・トリオ
マシュ・ケ・ナーダ(ジャズ・ボサピアノ・トリオ)

2000年8月9日水曜日

2000年8月9日(水)

カルメンマキさんのツアーからの帰り、中央線の車中。 先日からなんとなく思い 浮かんでいた詞の断片に対して気付いたらメロディーをつけて口ずさんでいた。その後、頭の中で何度もそのフレーズを繰り返していたのだけれど、ふとまた別 のこと に気をとられていた一分ほどの間にそのメロディーは消えてしまった。 きっとまた思い出すだろうと思って部屋に戻ったのだが、だめだった。
そういえば高校生の頃、よく授業中にいろんなメロディーを心の中で口づさんでいた ことを思い出した。かすかにつぶやいているのがばれないように、机に顔を伏せて寝 た振りをしたりしていた。それが自分にとってはその場から抜け出す最良の方法だった。 そのときには思い浮かんだメロディーを残すなんてことは考えていなかった。 その詞の断片には別のメロディーをつけて、曲作りの最中。 例年、夏はあまり曲ができないのだが最近なぜか曲づくりモード。 新生ヘルツ用の曲のアイデアも既にいくつかあるので早く3人で試してみたい。
ヨガ教室に行ってきた。 気持ちがよい。 ヨガは健康にも音楽にもいろんな方面 で役に立つ。最近は寝る前と起き掛けにヨガの体操をやっている。大切なのは緊張と弛緩のリズムとバランス。

2000年8月3日木曜日

2000年8月3日(木)

先日、かってお世話になっていた業界関係者某氏と久し振りに再会、色々と話をする。
某氏の雄弁さは相変わらずで、時には閉口しながら彼の話を聞いていた過去を思い出し た。けれどこの日の某氏の話にはかってない新鮮味が感じられた。 僕に対する意見やアドバイスの中にはすぐには受け入れられないようなものもあった けれど、一方でそれらはとても大胆で、自分では思いつかない発想だった。強気の某氏が話の中で自らの挫折を口にする場面 があった。その挫折が彼に変化をもたらしたのだろう。 世間と闘う前に、自分自身と闘う。この数年間で某氏ははそういう日々を重ねてきたよ うに思えた。
最近、このような再会の機会が増えつつある。そういう年代に入ったのだろう。嬉しい再会もあれば、寂しい再会もある。この日の再会は嬉しい部類に入る。