埼玉県入間市
MUSIC CAFE SO-SO 04-2966-1036
「MUSIC CAFE SO-SO 4th YEARS ANNIVERSARY VOL.1」
【オープニングアクト】笹倉慎介
昨夜のBYGライブの後は、渋谷で飲み明かした。道玄坂で朝を迎えて、数時間の睡眠をとった後、午後には入間に向かう。昨夜のライブが充実していたせいか、なんだかすっきりとした気分で、短時間の睡眠でも、あまり疲れを感じなかった。
この日のライブ会場、MUSIC CAFE SO-SOの酒井夫妻と出会ったのは、多分今から7年くらい前。そのときの酒井君はまだ、ライブハウスの経営を夢見るサラリーマンだった。
彼らが川越で念願のライブハウスを始めて、色々あって、数年で店を閉めて、入間に引っ越して、そこでミュージックカフェを始めて、たくさんの人達が集うようになって、けれど事情があって、同じ入間市内でお店の引っ越しをしてから約1年。
引っ越し後のSO-SOを訪れるのは今回が初めてだった。店の雰囲気は以前とそんなに変わっていなかった。なんだか懐かしくて、すごくなごめる空間。お
店で働いているTやY子ちゃん、オープニングで歌ってくれる慎ちゃん、酒井夫妻らとの穏やかな再会が嬉しかった。皆、リラックスしたいい顔をしていた。
引っ越してもSO-SOのベースは何も変わっていないことがすぐに理解できた。
新しいSO-SOは、以前に増して活気に満ちていた。そして地域の人達から愛されているようだった。
慎ちゃんの歌は随分と表情豊かになっていた。ギターの表現の幅もぐっとひろがった。本人が以前よりもステージを楽しんでいて、それがお客さんにも伝わ
り、いい空気が生まれていた。素晴らしい才能と可能性を持ったシンガーソングライターだと改めて思った。
自分は、力むことなく、心地よい空間に身を委ねながら、気ままに演りたい曲を演奏した。新曲もいろいろ演ってみた。
SO-SOは帰ってこれる場所。日本中を旅して、いろんな場所が自分のホームになればいいと思う。
2011年1月30日日曜日
2011年1月29日土曜日
BYGにて現在進行形のステージ
「セツナグルーヴ2011」
場所:渋谷 BYG 【サポートメンバー】寺岡信芳(b)/朝倉真司(perc.)/安宅浩司(g.)
【ゲスト】 梅津和時(sax他)
この日のライブを迎えるにあたって、やりたいこと、やりたい曲がたくさんあった。昨年から新曲を書きためていたし、頭の中では新しいサウンドの構想がかなり固まってきていて、早く形にしたくてうずうずしていたのだ。
自分は時代によって、さまざまな音楽的変化を経てきたけれど、ここへきて、色んな時代の自分の音楽性が違和感なく繋がり始めてきている気がする。昨年末 の20周年イベント「ホーボー・コネクション」を経て、より一層その感覚が強まった。音楽面に限らず、いろんな自分を受け入れらるれるようになってきたの かもしれない。
数日前に完成させた最新曲「アイノカタチ」は、46歳になった現在の心情を、曲作りを始めたばかりの頃の自分が持っていた素朴さ、素直さを通して、今だ からこそ使える言葉とメロディーで歌にできた、というような手応えがある。短くてシンプルな曲なのだけれど、この曲ができたことは、これからの創作活動の 一つのきっかけになるかもしれない。
今回のライブに、サポートギタリストとして新たに安宅浩司君が参加してくれたこと、ゲストとして、自分のデビュー当時のプロデューサーであり、サックス奏者である梅津和時さんが参加してくれたことは、すごくタイムリーだった。
安宅君のギターとペデルスティールが加わることで、バンドサウンドにより、奥行きとひろがりが出た。我を押さえて、歌に寄り添い、歌を支えること、邪念 を捨てて、ただ最高の音楽のためだけにプレイする、一音を大切に音を立体的にとらえて柔らかく響かせる、安宅君はそういう姿勢とスキルを持った演奏者だと 思う。
梅津さんはこの日も歌心あふれる弾けた演奏を聴かせてくれた。情感に満ちて、色っぽくて、そして軽やか。
とにかく収穫の多いライブだった。新しいアレンジ、新曲のそれぞれに手応えを感じた。お客さんの盛り上がりも素晴らしかった。
自分にとってBYGは東京でのホームという意識がある。この場所だと進行形のステージができる、新しい何かを生み出すことができる。今年は昨年よりもBYGでのライブ数を増やして、毎回、色んなことを試してみるつもり。
そろそろ新しいアルバムの制作にもとりかかろうと思う。
カットマン・ブーチェを解散したばかりのウリョンくん、ソウルフラワーの高木克ちゃん、ゴメス・ザ・ヒットマンの山田君ら、多くの知り合いが遊びに来て くれて、打ち上げにも合流してくれた。打ち上げが賑やかで、皆が楽しそうにしてくれていると嬉しくなる。夜が明ける迄飲んで語り合う。
場所:渋谷 BYG 【サポートメンバー】寺岡信芳(b)/朝倉真司(perc.)/安宅浩司(g.)
【ゲスト】 梅津和時(sax他)
この日のライブを迎えるにあたって、やりたいこと、やりたい曲がたくさんあった。昨年から新曲を書きためていたし、頭の中では新しいサウンドの構想がかなり固まってきていて、早く形にしたくてうずうずしていたのだ。
自分は時代によって、さまざまな音楽的変化を経てきたけれど、ここへきて、色んな時代の自分の音楽性が違和感なく繋がり始めてきている気がする。昨年末 の20周年イベント「ホーボー・コネクション」を経て、より一層その感覚が強まった。音楽面に限らず、いろんな自分を受け入れらるれるようになってきたの かもしれない。
数日前に完成させた最新曲「アイノカタチ」は、46歳になった現在の心情を、曲作りを始めたばかりの頃の自分が持っていた素朴さ、素直さを通して、今だ からこそ使える言葉とメロディーで歌にできた、というような手応えがある。短くてシンプルな曲なのだけれど、この曲ができたことは、これからの創作活動の 一つのきっかけになるかもしれない。
今回のライブに、サポートギタリストとして新たに安宅浩司君が参加してくれたこと、ゲストとして、自分のデビュー当時のプロデューサーであり、サックス奏者である梅津和時さんが参加してくれたことは、すごくタイムリーだった。
安宅君のギターとペデルスティールが加わることで、バンドサウンドにより、奥行きとひろがりが出た。我を押さえて、歌に寄り添い、歌を支えること、邪念 を捨てて、ただ最高の音楽のためだけにプレイする、一音を大切に音を立体的にとらえて柔らかく響かせる、安宅君はそういう姿勢とスキルを持った演奏者だと 思う。
梅津さんはこの日も歌心あふれる弾けた演奏を聴かせてくれた。情感に満ちて、色っぽくて、そして軽やか。
とにかく収穫の多いライブだった。新しいアレンジ、新曲のそれぞれに手応えを感じた。お客さんの盛り上がりも素晴らしかった。
自分にとってBYGは東京でのホームという意識がある。この場所だと進行形のステージができる、新しい何かを生み出すことができる。今年は昨年よりもBYGでのライブ数を増やして、毎回、色んなことを試してみるつもり。
そろそろ新しいアルバムの制作にもとりかかろうと思う。
カットマン・ブーチェを解散したばかりのウリョンくん、ソウルフラワーの高木克ちゃん、ゴメス・ザ・ヒットマンの山田君ら、多くの知り合いが遊びに来て くれて、打ち上げにも合流してくれた。打ち上げが賑やかで、皆が楽しそうにしてくれていると嬉しくなる。夜が明ける迄飲んで語り合う。
2011年1月27日木曜日
マスク装着でリハーサル
29日の渋谷BYGライブに備えて、下北沢でつめたリハーサル。スタジオ内ではメンバー全員がマスク装着。 曲のアレンジがどんどん完成されてゆく過程は楽しい。 29日のBYGライブは自分にとっての新たなスタートという位置づけ。ぜひ立ち会ってもらいたいなあ。 リハサール後、渋谷で打ち合わせを2つこなしてから、深夜に帰宅。 なんかテンションが落ちず、作業を続ける。丑三つ時にまた、ふと降りてきた感覚があって、曲作り。う~ん、頓挫。このへんにしといたるか。 しかし、眠れない。病み上がりやのに、なんでこんな元気なん?昨日もあんまり寝てないしなあ。 もしかしてタミフルのせい? 気力が充実しているのはいいのだけれど、どうも最近テンションの振り幅が大きすぎるような。 とにかく今月一杯やりきったら、いったんスイッチ切ろう。 |
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2011年1月25日火曜日
2011年1月24日月曜日
降りてきた!
昨日からどうも風邪気味。そのわりにテンション高め。
明日のリハサールに備えて、新曲2曲の歌詞を暫定的に完成させ、アレンジも大体まとめる。
寝起きからずっとピアノの前で作業していて、陽が暮れ出した頃から、どんどん熱っぽくなってくる。けれどテンションは下がらず。
夜中に、ふっと何かが降りてきた感覚があって、再び曲作りに没頭。いっ気に1曲書き上げる。
朝方、布団に入る頃には、高熱でもうろう。けれど充実感。
明日のリハサールに備えて、新曲2曲の歌詞を暫定的に完成させ、アレンジも大体まとめる。
寝起きからずっとピアノの前で作業していて、陽が暮れ出した頃から、どんどん熱っぽくなってくる。けれどテンションは下がらず。
夜中に、ふっと何かが降りてきた感覚があって、再び曲作りに没頭。いっ気に1曲書き上げる。
朝方、布団に入る頃には、高熱でもうろう。けれど充実感。
2011年1月21日金曜日
新宿インストアでアコパル
タワーレコード新宿店 7Fイベントスペース
インストア・イベント(ミニ・ライヴ&サイン会)
■出演;ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
明け方まで吉祥寺で飲んで、昼過ぎにホテルで起床。なかなかの二日酔い。顔もむくんでるなあ。
チェックアウト後、恵比寿に向かい、ウルフルケイスケ君と落ち合って、3月から始まる2人のツアーの宣材用の写真撮影。その後、2人で諸々打ち合わせしてから、インストアライブ会場の新宿タワーレコードへ。
正直、この日のライブがこんなにいい音で、いい演奏で、こんなに盛り上がるとは思っていなかった。邪念なく力が抜けてたのがよかったのかなあ。
ライブ中、心地よいグルーブの中で、「オレらって、ほんま音楽が好きなんやな」と実感。
ツアーのいい締めになった。
ツアー中、メンバーが今迄よりも身軽な状態で、さまざまなシチュエーションに対応して、演奏できたことがよかったなと思う。
ライブ後、新宿で打ち上がって、藤沢に戻った後も飲み足りなくて、馴染みの店へ。マスターが閉店時間を過ぎても店を開けてくれていて、ウイスキー飲みながらアナログレコードでエルビスを聴きまくり、多いに盛り上がる。
インストア・イベント(ミニ・ライヴ&サイン会)
■出演;ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
明け方まで吉祥寺で飲んで、昼過ぎにホテルで起床。なかなかの二日酔い。顔もむくんでるなあ。
チェックアウト後、恵比寿に向かい、ウルフルケイスケ君と落ち合って、3月から始まる2人のツアーの宣材用の写真撮影。その後、2人で諸々打ち合わせしてから、インストアライブ会場の新宿タワーレコードへ。
正直、この日のライブがこんなにいい音で、いい演奏で、こんなに盛り上がるとは思っていなかった。邪念なく力が抜けてたのがよかったのかなあ。
ライブ中、心地よいグルーブの中で、「オレらって、ほんま音楽が好きなんやな」と実感。
ツアーのいい締めになった。
ツアー中、メンバーが今迄よりも身軽な状態で、さまざまなシチュエーションに対応して、演奏できたことがよかったなと思う。
ライブ後、新宿で打ち上がって、藤沢に戻った後も飲み足りなくて、馴染みの店へ。マスターが閉店時間を過ぎても店を開けてくれていて、ウイスキー飲みながらアナログレコードでエルビスを聴きまくり、多いに盛り上がる。
2011年1月20日木曜日
風呂場でアコパル
東京 吉祥寺弁天湯
ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
色んな場所でライブをやってきたけれど、風呂場でのライブは初体験。この弁天湯で行われるライブシリーズは「風呂ロック」と呼ばれ、吉祥寺で暮らすS君 と、弁天湯オーナーのお孫さんの2人が中心になり、多くの若いボランティアスタッフによって成り立っているイベントなのだそうだ。
東京でもこういう手作りでフェイス.トゥ・フェイスのイベントが増えてきたことは、とてもいい流れだと思うし、勇気づけられる。スタッフに女子が多いのもいい。
ステージは風呂場の湯船の上に組まれていて、男湯と女湯を見下ろす形。風呂場だけあって声が実によく響いて気持ちよかったなあ。
このツアーを通して、自分の声がでかくなった気がする。おそらく中川敬の影響だろう。いろな声を聴いてきたけれど、その中でも彼の声の存在感、破壊力はずば抜けている。ロックバンドで鍛えられた声だなあと思う。
ただ、アコパルでは中川敬のスイートな部分が普段より表に出るところがいいなと思う。「夜に感謝」「寝顔を見せて」など、彼のオリジナル曲には、優しいタッチの曲も多いのだ。
今回、自分のオリジナル曲に克ちゃんがスライドギターとペダルスティールを添えてくれたことで、曲のイメージが広がって、一つのヒントを与えてもらったような気がする。
月末の渋谷BYGでの自分のワンマンライブでも、安宅君にスライドとペダルスティールを弾いてもらおうと思う。
今回のアコパルツアーを通じて、また新しい出会いをもらった。いろんな人がおるわなあ。人生色々。人間色々。楽しみましょ。感謝。
ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
色んな場所でライブをやってきたけれど、風呂場でのライブは初体験。この弁天湯で行われるライブシリーズは「風呂ロック」と呼ばれ、吉祥寺で暮らすS君 と、弁天湯オーナーのお孫さんの2人が中心になり、多くの若いボランティアスタッフによって成り立っているイベントなのだそうだ。
東京でもこういう手作りでフェイス.トゥ・フェイスのイベントが増えてきたことは、とてもいい流れだと思うし、勇気づけられる。スタッフに女子が多いのもいい。
ステージは風呂場の湯船の上に組まれていて、男湯と女湯を見下ろす形。風呂場だけあって声が実によく響いて気持ちよかったなあ。
このツアーを通して、自分の声がでかくなった気がする。おそらく中川敬の影響だろう。いろな声を聴いてきたけれど、その中でも彼の声の存在感、破壊力はずば抜けている。ロックバンドで鍛えられた声だなあと思う。
ただ、アコパルでは中川敬のスイートな部分が普段より表に出るところがいいなと思う。「夜に感謝」「寝顔を見せて」など、彼のオリジナル曲には、優しいタッチの曲も多いのだ。
今回、自分のオリジナル曲に克ちゃんがスライドギターとペダルスティールを添えてくれたことで、曲のイメージが広がって、一つのヒントを与えてもらったような気がする。
月末の渋谷BYGでの自分のワンマンライブでも、安宅君にスライドとペダルスティールを弾いてもらおうと思う。
今回のアコパルツアーを通じて、また新しい出会いをもらった。いろんな人がおるわなあ。人生色々。人間色々。楽しみましょ。感謝。
2011年1月19日水曜日
江ノ島でアコパル
神奈川 藤沢・虎丸座
ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
この日のライブ会場、虎丸座は、自宅からチャリンコで海沿いを走って約10分、江ノ島の橋の袂に位置するビルの7階にあるライブスポット。江ノ島の海を一望できる最高のロケーション。昨年リリースしたアルバム「リクオ&ピアノ」の録音場所でもある。
この日は、よく晴れて、なかなかの夕暮れ日和。リハーサルを中断して、皆で夕陽に見とれる。自分は四季を通じて、この季節の江ノ島の澄んだ景色が一番好きだ。
虎丸座の風景にアコパルは違和感なく馴染んでいた気がする。この日の「ミラクルマン」は特に盛り上がったなあ。そういえば、今回のツアー、どの会場も客席が明るくて、お客さんの笑顔が実によく見えた。
自分が暮らす街でアコパルのライブを実現できて嬉しかった。
ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
この日のライブ会場、虎丸座は、自宅からチャリンコで海沿いを走って約10分、江ノ島の橋の袂に位置するビルの7階にあるライブスポット。江ノ島の海を一望できる最高のロケーション。昨年リリースしたアルバム「リクオ&ピアノ」の録音場所でもある。
この日は、よく晴れて、なかなかの夕暮れ日和。リハーサルを中断して、皆で夕陽に見とれる。自分は四季を通じて、この季節の江ノ島の澄んだ景色が一番好きだ。
虎丸座の風景にアコパルは違和感なく馴染んでいた気がする。この日の「ミラクルマン」は特に盛り上がったなあ。そういえば、今回のツアー、どの会場も客席が明るくて、お客さんの笑顔が実によく見えた。
自分が暮らす街でアコパルのライブを実現できて嬉しかった。
2011年1月18日火曜日
2011年1月16日日曜日
この季節に聴く「満月の夕」
兵庫 加古川・ギャラリー&サロン 日本堂
ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
とにかくこの日の加古川は冷えた。そして、とにかくこの日の加古川ライブは暖かかった。
震災日前日、この季節に、震災地でもあった加古川で聴く「満月の夕」は、やはり特別な響きがあった。
たくさんの思いが集まり、それらが結晶化されたような素敵なライブ空間だった。
加古川でアコパルのライブができてよかったなあ。ありがとう。
人生色々。そらしゃあないわ。焦らずぼちぼち。心を開いてたら、時々いいことあるから、見落とさないで、死ぬ迄生きましょ。
ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
とにかくこの日の加古川は冷えた。そして、とにかくこの日の加古川ライブは暖かかった。
震災日前日、この季節に、震災地でもあった加古川で聴く「満月の夕」は、やはり特別な響きがあった。
たくさんの思いが集まり、それらが結晶化されたような素敵なライブ空間だった。
加古川でアコパルのライブができてよかったなあ。ありがとう。
人生色々。そらしゃあないわ。焦らずぼちぼち。心を開いてたら、時々いいことあるから、見落とさないで、死ぬ迄生きましょ。
2011年1月14日金曜日
砂浜のカフェでアコパル
愛媛 松山ブエナビスタ
ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
この日のライブ会場ブエナビスタは、海沿いの砂浜にあるカフェ。リハーサル中、カフェの中に夕陽が差し込んできて、とても絵になる光景だった。
演奏中は、窓越しに、海を行き交う定期船がよく見えた。そんな光景と曲がリンクして、この日ならではの味わい。
この日はMCも増えて2時間40分を超えるライブに。克ちゃんのMCにオレが突っ込むというのが、パターンになってきたなあ。
PAトラブルなどありながらも、ライブ後半は、お客さん全員総立ちの盛り上がり。こういった熱は演奏者だけで作り上げられるものではなく、自分達を迎え入れてくれる地元の人達の思いがあってこそ。
ありがとう松山。また戻って来ます。
この日の飲みも長くて深かったなあ。
ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
この日のライブ会場ブエナビスタは、海沿いの砂浜にあるカフェ。リハーサル中、カフェの中に夕陽が差し込んできて、とても絵になる光景だった。
演奏中は、窓越しに、海を行き交う定期船がよく見えた。そんな光景と曲がリンクして、この日ならではの味わい。
この日はMCも増えて2時間40分を超えるライブに。克ちゃんのMCにオレが突っ込むというのが、パターンになってきたなあ。
PAトラブルなどありながらも、ライブ後半は、お客さん全員総立ちの盛り上がり。こういった熱は演奏者だけで作り上げられるものではなく、自分達を迎え入れてくれる地元の人達の思いがあってこそ。
ありがとう松山。また戻って来ます。
この日の飲みも長くて深かったなあ。
2011年1月13日木曜日
道後で湯につかる
大阪から松山へは克ちゃんの運転する機材車で移動。
移動中、克ちゃんに言われて気づいたのだけれど、今回のツアーで自分が歌う曲の曲名を上げてゆくと、「グレイハウンドバス」「マウンテンバイク」 「ホーボー・トレイン」など、乗り物の名前が実に多い。旅をイメージした選曲を考えたらそうなったみたい。
おしゃべりしたり、里山に沈む夕陽に見とれたり、うとうとしたり、i-podを聴いたりしながら、6時間程かけて松山へ。
松山に入ってからは、道後温泉に直行。山の手ホテルに到着したら、今回の松山ライブでもお世話になっている梶虎君が迎えてに来てくれていて、すぐにホテル内の温泉の湯につかる。
で、ゆっくり湯につかった後は、明日のライブ会場、ブエナビスタのマスター坂本君とも合流して、地元の美味しい料理をいただきながら、酒を酌み交わし、語り合う。
ツアー暮らしを続けるうちに、人の話を聞くのがうまくなったというか、楽しくなった気がする。梶虎君も坂本君も対照的なキャラが立っていて面白いなあ。
心のこもったおもてなし、ありがとう。
移動中、克ちゃんに言われて気づいたのだけれど、今回のツアーで自分が歌う曲の曲名を上げてゆくと、「グレイハウンドバス」「マウンテンバイク」 「ホーボー・トレイン」など、乗り物の名前が実に多い。旅をイメージした選曲を考えたらそうなったみたい。
おしゃべりしたり、里山に沈む夕陽に見とれたり、うとうとしたり、i-podを聴いたりしながら、6時間程かけて松山へ。
松山に入ってからは、道後温泉に直行。山の手ホテルに到着したら、今回の松山ライブでもお世話になっている梶虎君が迎えてに来てくれていて、すぐにホテル内の温泉の湯につかる。
で、ゆっくり湯につかった後は、明日のライブ会場、ブエナビスタのマスター坂本君とも合流して、地元の美味しい料理をいただきながら、酒を酌み交わし、語り合う。
ツアー暮らしを続けるうちに、人の話を聞くのがうまくなったというか、楽しくなった気がする。梶虎君も坂本君も対照的なキャラが立っていて面白いなあ。
心のこもったおもてなし、ありがとう。
2011年1月12日水曜日
酒蔵でアコパル
滋賀 酒游舘
ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
久々のアコパルツアー。
今回のツアーは、各会場のロケーションが面白い。所謂ライブハウスと呼ばれる場所以外でのライブばかりなのが、アコパルらしい。
この日のツアー先の近江八幡は、琵琶湖東岸に位置していて、いわゆる近江商人発祥の地。ライブ会場の酒游舘は、近世の風情が残された通りの一角にある酒蔵を使ったスペース。
酒蔵でのライブということで、ドリンク代を払えば西勝酒造の日本酒が飲み放題というシステム。オレもライブ中から何杯がいただく。結構酔いが回ったなあ。
ステージの演奏だけじゃなくて、適当なMC、会場の雰囲気、街の風景、天候、季節etc.その日のさまざまなロケーションを含めて楽しんでもらえるのが、アコパルライブの良さなんじゃないかと思う。
しかし、この日は寒かったなあ。京都出身なので、あの底冷えのする寒さはちょっと懐かしくもあった。 近江八幡からの帰りは雪が舞った。
ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
久々のアコパルツアー。
今回のツアーは、各会場のロケーションが面白い。所謂ライブハウスと呼ばれる場所以外でのライブばかりなのが、アコパルらしい。
この日のツアー先の近江八幡は、琵琶湖東岸に位置していて、いわゆる近江商人発祥の地。ライブ会場の酒游舘は、近世の風情が残された通りの一角にある酒蔵を使ったスペース。
酒蔵でのライブということで、ドリンク代を払えば西勝酒造の日本酒が飲み放題というシステム。オレもライブ中から何杯がいただく。結構酔いが回ったなあ。
ステージの演奏だけじゃなくて、適当なMC、会場の雰囲気、街の風景、天候、季節etc.その日のさまざまなロケーションを含めて楽しんでもらえるのが、アコパルライブの良さなんじゃないかと思う。
しかし、この日は寒かったなあ。京都出身なので、あの底冷えのする寒さはちょっと懐かしくもあった。 近江八幡からの帰りは雪が舞った。
2011年1月7日金曜日
2011年、始まったなあ。
神奈川県藤沢市 BarCane's
【出演】田渕徹/奇妙礼太郎
【ゲスト】リクオ
自分が暮らす藤沢市の馴染みのミュージックバーで、今年の歌い始め。大阪からやってきた2人の若いシンガーソングライター田渕徹と奇妙礼太郎のゲストとして出演。
開演前のリハサーサルで2人にオレから、3人でのセッションを提案して、簡単な音合わせ。世代が違っても、育ちが似ていて、共通言語があるので、一緒に演奏していて、しっくりくるところがある。
田渕徹のステージは客席を湧かした。叩き上げの関西人のたくましさを感じた。彼は、きっと積み重ねてゆく才能を持っているんだと思う。20年、30年後の姿も楽しみにに思える存在。
奇妙礼太郎は客席を聴き入らせた。彼の歌を聴くと、心のやわらかい場所が揺さぶられる。哀しくて、切なくて、懐かしくて、心地よくて、泣きたくなる感じ。希有なシンガーだと思う。与えられた才能を消耗させずに、開花させてほしいなと、心から思う。
2人とも、親しみを感じて、なんか、おせっかいな気持ちにさせるんやよな。
日付が変わっても多くのお客さんが残っていて、急遽第4部のステージがスタート。3人のそれぞれが歌ったり一緒にセッションしたり。
第4部ステージの後はDJタイム。いや~、盛り上がったなあ。飲んだなあ。2011年も始まったなあ。
【出演】田渕徹/奇妙礼太郎
【ゲスト】リクオ
自分が暮らす藤沢市の馴染みのミュージックバーで、今年の歌い始め。大阪からやってきた2人の若いシンガーソングライター田渕徹と奇妙礼太郎のゲストとして出演。
開演前のリハサーサルで2人にオレから、3人でのセッションを提案して、簡単な音合わせ。世代が違っても、育ちが似ていて、共通言語があるので、一緒に演奏していて、しっくりくるところがある。
田渕徹のステージは客席を湧かした。叩き上げの関西人のたくましさを感じた。彼は、きっと積み重ねてゆく才能を持っているんだと思う。20年、30年後の姿も楽しみにに思える存在。
奇妙礼太郎は客席を聴き入らせた。彼の歌を聴くと、心のやわらかい場所が揺さぶられる。哀しくて、切なくて、懐かしくて、心地よくて、泣きたくなる感じ。希有なシンガーだと思う。与えられた才能を消耗させずに、開花させてほしいなと、心から思う。
2人とも、親しみを感じて、なんか、おせっかいな気持ちにさせるんやよな。
日付が変わっても多くのお客さんが残っていて、急遽第4部のステージがスタート。3人のそれぞれが歌ったり一緒にセッションしたり。
第4部ステージの後はDJタイム。いや~、盛り上がったなあ。飲んだなあ。2011年も始まったなあ。
2011年1月6日木曜日
ぼちぼちやるか
なんだか久し振りにすっきりとした目覚め。
ああ、大丈夫だなと。
「こころだってからだです」
確かに。ちょっと悔しいくらいだ。
雨や地震を操作できないように、自分という自然を完全にコントロールすることはできない。そう思っておいた方がいい。
湘南海岸に行ったら雲の隙間から陽の光が海に差し込んでいた。
ぼちぼちやるか。
今年もよろしくお願いします。
ああ、大丈夫だなと。
「こころだってからだです」
確かに。ちょっと悔しいくらいだ。
雨や地震を操作できないように、自分という自然を完全にコントロールすることはできない。そう思っておいた方がいい。
湘南海岸に行ったら雲の隙間から陽の光が海に差し込んでいた。
ぼちぼちやるか。
今年もよろしくお願いします。
2011年1月5日水曜日
「こころだってからだです」
昨日の深夜に藤沢に帰宅。今日から本格的に仕事を始めるつもりが、全くもって気力が湧いてこない。こりゃ、あかんな。
どうしても今日中にこなさなければならない仕事だけなんとかやり終えて、自分にしては随分と早い時間に、とっとと布団に入る。
でも、眠れないので、結局布団の中で夜更けまで読書。中島らもさん(何度がお会いしたことがあるので「さん」づけで呼ばせてもらいます)のエッセイ「心が雨漏りする日には」を読み直す。
その本の中に、らもさんがコピーライターをしていた頃、製薬会社のために書いたというコピー文が掲載されていて、とても印象に残った。
「こころだってからだです」
そう、心も体の一部なのだ。当たり前っちゃあ、当たり前のことなんだが、このシンプルな言葉に、なんだか救われたような気がした。焦らなくていい。心と体の声に、ゆっくりと耳をすまして、休むときは休もう。
あと、中村うさぎ著「ダメな女と呼んでくれ」も読み直した。解説で小倉千加子が述べているように、徹底的にナルシズムと自己粉飾を排除した文章。その見事な「一人ツッコミ、一人ボケ」ぶりに凄みを感じた。
どうしょうもない自分や他人をさんざんネタにして、相当な毒舌ではあるのだけれど、最終的には自分も他人も慈しむような視点が感じられ、読後に、「オレ ももそういう心持ちでありたいなあ」という思いにさせられた。文章って怖い。取り繕ってもやはりばれてしまう。
中村うさぎもらもさんも、ほんと身を削って文章を書いているなあと思う。それが笑いとユーモアを含んだポップなエンターテインメントに昇華されているのが、素晴らしい。
どうしても今日中にこなさなければならない仕事だけなんとかやり終えて、自分にしては随分と早い時間に、とっとと布団に入る。
でも、眠れないので、結局布団の中で夜更けまで読書。中島らもさん(何度がお会いしたことがあるので「さん」づけで呼ばせてもらいます)のエッセイ「心が雨漏りする日には」を読み直す。
その本の中に、らもさんがコピーライターをしていた頃、製薬会社のために書いたというコピー文が掲載されていて、とても印象に残った。
「こころだってからだです」
そう、心も体の一部なのだ。当たり前っちゃあ、当たり前のことなんだが、このシンプルな言葉に、なんだか救われたような気がした。焦らなくていい。心と体の声に、ゆっくりと耳をすまして、休むときは休もう。
あと、中村うさぎ著「ダメな女と呼んでくれ」も読み直した。解説で小倉千加子が述べているように、徹底的にナルシズムと自己粉飾を排除した文章。その見事な「一人ツッコミ、一人ボケ」ぶりに凄みを感じた。
どうしょうもない自分や他人をさんざんネタにして、相当な毒舌ではあるのだけれど、最終的には自分も他人も慈しむような視点が感じられ、読後に、「オレ ももそういう心持ちでありたいなあ」という思いにさせられた。文章って怖い。取り繕ってもやはりばれてしまう。
中村うさぎもらもさんも、ほんと身を削って文章を書いているなあと思う。それが笑いとユーモアを含んだポップなエンターテインメントに昇華されているのが、素晴らしい。
2011年1月2日日曜日
ハイとロウー恒例の温泉旅行
京都、大阪の知人達と正月恒例1泊2日の温泉旅行に出かける。旅行のメンバーは皆、音楽関係以外の仕事についている人達。
この旅行は、いつも自分以外の誰かが段取りして、旅行中も他の誰かが仕切ってくれるので、自分は気楽についていって、終始のんびりさせてもらっている。
お酒もバカ飲みはしないし、バカ騒ぎもしない。皆の輪の中にいても、自分は地味な存在かもしれない。それが楽でいいのだ。
ツアー暮らしの中での自分は、元々の自分よりテンションが高く、バカ騒ぎが好きだったりする。でも、そんなテンションを続けていると、必ず反動がやってくる。気をつけないと。
自分は元々、暇つぶしがめっぽう得意な方で、ぼ~っとしているのも好きなのだ。色んな自分がいて、どれが本当ということはないのだろう。
振り切れて戻って来れなくならない程度に、ハイとロウの間を行ったりきたりし続けようと思う。
この旅行は、いつも自分以外の誰かが段取りして、旅行中も他の誰かが仕切ってくれるので、自分は気楽についていって、終始のんびりさせてもらっている。
お酒もバカ飲みはしないし、バカ騒ぎもしない。皆の輪の中にいても、自分は地味な存在かもしれない。それが楽でいいのだ。
ツアー暮らしの中での自分は、元々の自分よりテンションが高く、バカ騒ぎが好きだったりする。でも、そんなテンションを続けていると、必ず反動がやってくる。気をつけないと。
自分は元々、暇つぶしがめっぽう得意な方で、ぼ~っとしているのも好きなのだ。色んな自分がいて、どれが本当ということはないのだろう。
振り切れて戻って来れなくならない程度に、ハイとロウの間を行ったりきたりし続けようと思う。
2011年1月1日土曜日
タイムスリップー正月は京都の実家で
京都の実家で正月を迎えた。
昼食は両親と一緒に白味噌のお雑煮を食べた。
年末までの騒ぎとはまるで別世界。
食後に、実家近くを散歩した。大晦日に降り積もった雪は、まだ街を白く彩っていた。
懐かしい場所を方々訪ねて歩いた。幼い頃、目に焼き付けた風景は、今も時々、自分の夢の中に登場する。京都は、伝統のある街で、神社仏閣が多いせいも あって、街の外観が急激に変化することがない。幼い頃とあまり変わらない景色、夢の中に登場する風景が、まだ結構残っていたりする。
遊び場でもあった、真如堂や黒谷の景色は、当時と何も変わっていないように思えた。なんだか、タイムスリップしたような不思議な気持ち。
そうそう、自宅で飼っていた草ガメが大きくなりすぎて、真如堂のこの池に、放したなあ。まだ生きてたりして。あれから40年近い年月が流れたなんて。
多くのことは忘れてしまったはずなのに、あの感覚や思い、ニオイはまだ覚えていて、一気にタイムスリップしたような、不思議で、しめつけられるような、ちょっと寂しくて取り残されたような気分。
これ以上は思い出さないほうがいいのかも。
夕方からはカフェで時間を過ごした。コーヒーを飲みながら、ぼんやりとしていたら、ウトウトしてしまった。
なんだか、ピントが合わず、ふわふわとした気分の元旦。
昼食は両親と一緒に白味噌のお雑煮を食べた。
年末までの騒ぎとはまるで別世界。
食後に、実家近くを散歩した。大晦日に降り積もった雪は、まだ街を白く彩っていた。
懐かしい場所を方々訪ねて歩いた。幼い頃、目に焼き付けた風景は、今も時々、自分の夢の中に登場する。京都は、伝統のある街で、神社仏閣が多いせいも あって、街の外観が急激に変化することがない。幼い頃とあまり変わらない景色、夢の中に登場する風景が、まだ結構残っていたりする。
遊び場でもあった、真如堂や黒谷の景色は、当時と何も変わっていないように思えた。なんだか、タイムスリップしたような不思議な気持ち。
そうそう、自宅で飼っていた草ガメが大きくなりすぎて、真如堂のこの池に、放したなあ。まだ生きてたりして。あれから40年近い年月が流れたなんて。
多くのことは忘れてしまったはずなのに、あの感覚や思い、ニオイはまだ覚えていて、一気にタイムスリップしたような、不思議で、しめつけられるような、ちょっと寂しくて取り残されたような気分。
これ以上は思い出さないほうがいいのかも。
夕方からはカフェで時間を過ごした。コーヒーを飲みながら、ぼんやりとしていたら、ウトウトしてしまった。
なんだか、ピントが合わず、ふわふわとした気分の元旦。
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