2007年10月31日水曜日

利尻でイタメシ

 新千歳空港行きの便が午 後3時過ぎで、時間があったので、昨夜のライブで近藤さんが連れて来てくれて知り合ったBossがやっているシーラカンスというイタリアンレストランにお 邪魔する。夕方から開店する店なのに、特別に昼間から店を開けてもらって豪勢なランチをいただく。日中からワインで乾杯。利尻でこんな本格的なイタリア料 理をいただけるとは思わなかった。美味しかったなあ。
 Bossも近藤さんと同じく元々は会社勤めをしていたのだが、交通事故で数ヶ月入院したこ とが転機になって、元々好きだった料理の道に進むことを決意。奥さんとも別れて、修行のために東京へ。修行を終え、利尻に戻ってシーラカンスをオープンさ せる。現在は奥さんともよりを戻し、お店も順調のよう。
 Bossは音楽好きで、自分の店でも近藤さん経由でツアーミュージシャンのライブを何度か企画しているそう。Bossから、次回利尻に来たときはぜひライブをやってもらいたいと言われる。人の縁は大切に。
 利尻から千歳を経由して小樽へ日が暮れてから到着。

利尻でイタメシ

 新千歳空港行きの便が午後3時過ぎで、時間があったので、昨夜のライブで近藤さんが連れて来てくれて知り合ったBossがやっているシーラカンスという イタリアンレストランにお邪魔する。夕方から開店する店なのに、特別に昼間から店を開けてもらって豪勢なランチをいただく。日中からワインで乾杯。利尻で こんな本格的なイタリア料理をいただけるとは思わなかった。美味しかったなあ。
 Bossも近藤さんと同じく元々は会社勤めをしていたのだが、交 通事故で数ヶ月入院したことが転機になって、元々好きだった料理の道に進むことを決意。奥さんとも別れて、修行のために東京へ。修行を終え、利尻に戻って シーラカンスをオープンさせる。現在は奥さんともよりを戻し、お店も順調のよう。
 Bossは音楽好きで、自分の店でも近藤さん経由でツアーミュージシャンのライブを何度か企画しているそう。Bossから、次回利尻に来たときはぜひライブをやってもらいたいと言われる。人の縁は大切に。
 利尻から千歳を経由して小樽へ日が暮れてから到着。

2007年10月30日火曜日

ホレボレ利尻山。

 午後からバスに乗って沓 形(っくつがた)にある温泉に向かう。海沿いを走る車窓の景色が素晴らしかった。右側に日本海、左側に利尻山、どこをみても絵になる風景。とにかく島の中 央にそびえ立つ利尻山の存在感といったらない。でんとでっかく構えていて、島のどこからでも眺めることができるのだ。男らしくもあり、艶かしくもあり。惚 れたね!
 利尻の海は、沖縄、奄美あたりの南国の海とは相当に趣が違う。写真に撮ればモノトーンが似合うような、どこか物悲しさ、寂しさを、郷愁を誘う景色。季節が変われば印象もまた変わるのだろう。花が咲き乱れ、色華やかになる6月にも来てみたいなあ。
 温泉もよかったあ。日本海を見やりながらゆっくりと露天風呂の湯につかる。自分以外は地元の高齢者の方ばかり。北海道の人はなまりがあまり強くない印象を持っていたのだが、風呂場で地元の人たちの会話を聞いていると、皆さん相当に訛っておられた。
  夜は松井先生のギャラリーで知り合いに集まってもらってのライブ。PAシステムがないので、なんと先生が所有するジュークボックスのスピーカーでヴォーカ ルマイクをならす。もちろんエコーとか、モニターとか、そういう気の利いたもんはなし。電子ピアノの音も楽器本体のスピーカーからのみ。狭いスペースだか ら生声でも聞こえるし、まあ問題ないわ。話のネタにもなるし、こういうのもあり。
 一昨日ライブをやらせてもらったBB Music Clubのマスター近藤さんが、わざわざ店を閉めて、稚内からフェリーに乗って、知り合いを連れてライブに遊びに来てくれる。嬉しいなあ。
 当然、ライブの後は近藤さん、松井先生含め、地元の皆さんと宴会。
★電子ピアノの横にジュークボックス。

2007年10月28日日曜日

最果て上陸!今夜もファンキー!!

下北沢 CLUB Que
「~Pianoman Standing Tour2007~リクオ&伊東ミキオ」
 ミッキーとのツアー15ヶ所目、最終日。東京は台風の影響で暴風雨が吹き荒れる。そんな中集まってくれたくさんのお客さんに感謝。
  CLUB Queのステージに立つのは、4年半ぶりくらい。ヘルツをやっていた頃は東京のホームグランドとして、しょっちゅうライブをやらせてもらっていたのだが、すっかりご無沙汰していた。リハーサルの時、久しぶりにQueのステージに立ったら、懐かしさを感じた。
  地方でのツアーを重ねてから、東京に戻ってライブをやると、客席のクールな反応にギャップを感じることが結構あるのだが、この日は地方公演の熱がそのまま 東京に持ち込まれた感じで、最終日にふさわしい大盛り上がり。いす席を設けずスタンディングにしたのもよかった。ピアノ2台で気持ち良さそうに体を揺らす お客さん。うん、この感じやねん。
 ミッキーはツアー前半に比べると余裕と幅の広さを感じさせるステージ。それと同時に弾け具合もアップ。よりクールに、よりホットに。それらのベクトルは別方向ではない。
 それにしても“バカ楽しい”ツアーだった。オンステージでもオフステージでもずっと遊んでた感じ。ミッキーと一緒だとバカの相乗効果を演出できて、ほんと盛り上がる。結局ライブって解放空間なのだ。
 ツアーを通して自分の原点も確認できたし、次への意欲もわいた!
 ミッキー、また来年!
 各地でライブに参加してくれた皆さん、アリガト!
★開演前。楽屋の鏡の前で。
★15本のバラをありがとう。

2007年10月22日月曜日

アラン.トゥーサン健在!!

名古屋から東京へ戻り、休む間もなく、ミッキーと一緒にニューオーリンズ音楽の巨匠、アラン.トゥーサンの日本ツアー最終公演を観に六本木へ。ライブ会場 のビルボードライブは東京ミッドタウンの中にあって、ブルーノートをさらにオシャレ&バブリーにしたようなつくり。アラン.トゥーサンが育ったであろう ニューオーリンズのストリートの猥雑な空気感はちっとも感じられない空間。かなり広い客席には空席が目立った。「磔磔あたりで観れたらもっとよかったね」 などとミッキーと話しながら主役の登場を待つ。  トゥーサンがステージに登場するとそれまで熱気の感じられなかった客席がどっわく。お、やっぱりみんな 好きで来てるんやな。ドラム、ベース、サッククス、そしてトゥーサンのピアノ&ヴォーカルという編成。いきなりノンストップでファンキーなニューオーリン ズ.ナンバーを連発。実に躍動感のある演奏。ピアノも、“ここまで弾いてくれんの!!”っつうくらい転がりまくり。バンドとのアンサンブルもバッチリ。 ホットでクール、ファンキーでエレガント。素晴らしい!トゥーサンのライブは今まで4回観たけれど、今回が圧倒的に最高だった。様々なエッセンスが凝縮さ れた実に濃密な1時間20分。大満足。
 ミッキーもオレも興奮状態。ライブの後、DVDを買ってアラン.トゥーサン本人にサインをしてもらう。つ たない英語で、二人がピアニスト&シンガーであること、ニューオーリンズ.ピアノから多大な影響を受けたこと、今夜のライブが最高であったことを伝える。 アラン.トゥーサンは優しく包容力のある笑顔をたたえながら、気さくに受け答えしてくれた。
 ミッキーとのツアー最終日に向けて、多いに弾みがついた感じ。行ってよかつたあ。

2007年10月21日日曜日

得三堪能!

名古屋 TOKUZOU得三
「~Pianoman Standing Tour2007~リクオ&伊東ミキオ」
 ミッキーとのツアーも14ヶ所目。この日を含めてあと2ヶ所を残すのみ。
 各地のお客さんの弾けっぷりに比べると、この日の客席はじっくり聴くモード。毎回違った空気感に左右されながらのステージ。これがライブの醍醐味の一つ。だから飽きない。
 ミッキーとのピアノ2台の演奏もツアーを重ねて、相当に進化。ホント、いいグルーヴが出来上がったなあ。あと1回でツアーが終わるのがもったいないというか、ちと寂しい感じ。
  この日のライブ会場の得三は、京都の拾得や磔磔にも共通する磁場の強い空間。自分がイメージする最もライブハウスらしいライブハウス。マスターの顔がよく 見えて、好きな音楽に対するこだわりと愛があふれていて、飲食が充実していて、ライブ後も飲み屋として営業。ライブハウスはこうでなくちゃと思う。
 マスターの森田さんとは自分が学生時代からの付き合い。名古屋でバレーボールズというかっこいいバンドをやっているので、地元の皆さんはぜひ観に行って下さい。この日も午前4時頃まで森田さんと飲んで語り合う。
 
★打ち上げにて。

2007年10月20日土曜日

大阪イベント大成功!

大阪 シャングリラ
 [PIANO Playin' the Night]
【出演】リクオ/伊東ミキオ/SOFFet/たけお(大川たけし&杉浦琢雄from東60WATT
 東京での打ち合わせ、リハーサルの時点で、出演者&スタッフ一同、かなり盛り上がっていたから、いいイベントになるのはわかっていたけど、その予想を上回る内容、盛り上がりだった。
 当日はオールスタンディング超満員のお客さんが集まってくれて、素晴らしい熱気。イベントまるまる楽しもうという姿勢のお客さんばかりで、ステージの最初から最後まで盛り上がりっぱなし。
 自分は出演者兼司会者という立場。自分のいつものライブと一緒で、その場の空気に流されつつ、マイペースで、半分遊んでる感じでやらさせてもらう。それがよかったかなと。MCもさえてたね。
  出演者それぞれのコーナーもありつつ、セッションもたっぷりと。たけおの二人とミッキーとのからみではウルフルズのジョンビーが飛び入りで登場して、「バ ンザイ」をセッション。オレとSOFFetのセッションはダブル鍵盤、ベース、DJというスタイルで高速の4ビート.ナンバーを。
 オレのソロコーナーの最後の曲「パラダイス」ではDJパッソに参加してもらって、ピアノ&DJのデュオ.セッションというスタイルに初挑戦。これがすごく新鮮でいい刺激になった。
 アンコールでは、デジタル.ピアノ4台ならべてビートルズの「Lady madonna」を合奏。狙い通り迫力のグルーヴ。このネタはまた使えるなあ。
 ミッキーとの呼吸はこの日もバッチリ。ソロコーナーでのミッキーの弾け具合も素晴らしかった。
 ピアノをキーワードにして、ジャンルや世代をこえたコラボレートができたという実感。 
 ライブの直後、主催の802のTさん、制作を担当したキョードー大阪のSさんらが興奮状態で楽屋い入ってきて、とにかくよかった、最高だったと連呼。皆と握手&包容!
 打ち上げになってもライブの余韻が冷めやらぬ感じで、皆多いに飲んで語りあう。
★リハーサル中。
★DJパッソとセッション。

2007年10月13日土曜日

欲望と混沌の塊

仙台 サテンドール2000
「~Pianoman Standing Tour2007~リクオ&伊東ミキオ」
 仙台寒い!日が暮れると冷気が身にしみた。
 しかしライブは熱かった!
  ミッキーとのツアーも12本目。ますます息が通じ合ってきたとの実感。この日もアンコールでいきなり曲を変えてディランの「I shall be released」をやる。事前リハはいっさいなし。ミッキーも知ってる曲だろうし、コードは4つだけだからなんとかなるはず。こういう瞬間に出てくる音 はホントわくわくする。
 ミッキーとのツアーは飽きがこない。真剣で適当。ステージ上でどんどん遊び上手になってゆく感じ。ミッキーはいい遊び仲間。

 ブルーズとかロックンロールと呼ばれる音楽は、自らの欲望と混沌に向き合うところに醍醐味があるように感じる。自分のソロコーナー以降、どんどん集中力が高まって、"欲望と混沌の塊"が音になり、どんどん解放されてゆくような感覚。やばい。
★リハ前。ピアノの調律、調整中。
★打ち上げで刺身が出ました。

2007年10月12日金曜日

背筋が伸びた!

 オーチャードホールでピアニストのsaltこと塩屋哲氏による「スケッチ.オブ.ニューヨーク」と題されコンサートを観る。
 ドラム、ベース、パーカッション、ホーン×3、ストリングス.ダブル.カルテットという大所帯編成。ドラムは坂田学君。
 一つのコンサートにかける情熱、集中力、それぞれのスキル、アンサンブルetc.圧倒された。塩屋氏のピアノも学くんのドラムも素晴らしい。
 背筋がのびた。

2007年10月9日火曜日

キンモクセイの香り

九州ツアーから東京へ戻って2日目。
 9月後半からずっとツアーが続いていたので、やっと一服。ツアーから戻ると、一気に疲れが出たり、テンションを上げすぎた反動で、どうしようもなく無気力に陥いり、なかなかそこから抜け出せないことがあるのだけれど、今回は大丈夫そう。意外に元気。
 この一月だけでもいろんなことがあったから、ちょっと足を止めて反芻しないと。曲できるかな。

 自宅のベランダに出るとキンモクセイの香り。秋やね。年々、季節の移り変わりに対して敏感になってきている気がする。
  なんだか自分の中に夏と秋の二つの季節が存在している感じ。ライブ中などは“凝縮された永遠の輝き”の真っただ中にいるような感覚がますます強くなってい る気がする一方で、確実に、時間の流れ、季節のうつろいを感じている自分も存在する。若返りつつ、年をとっているような感じ。変かな。

2007年10月7日日曜日

Life is carnival!

福岡 DREAM BOAT
「~Pianoman Standing Tour 2007~リクオ&伊東ミキオ」
 ミッキーとの九州ツアー最終日。オレもミッキーも移動中の車中、会話もなく、ほとんど寝てばかり。移動、ライブ、打ち上げの繰り返しで、疲れがどっと出た感じ。
  福岡に着いてもぼんやりとしたまま。リハーサルを早くに切り上げ、とっととホテルにチェックインして、ライブ前に仮眠。しかし、開演前になっても疲れがと れない。体がだるい。これはもうお客さんとお酒の力を借りるしかないと、お客さんから差し入れしてもらった「魔王」という芋焼酎をステージドリンクとして 用意しておいてもらう。これが効いたなあ。
 ステージが進み、アルコールが進むうちにどんどんライブも盛り上がってゆく。ステージでミッキーにも焼酎を進めたら、ライブ後半、酔いが回ってミッキーの顔は真っ赤に変化。ふらつきそうになりながら熱演するミッキー。いや~、楽しか~。疲れなんかぜんぶ吹っ飛んだ。
 悲しみも、虚しさも、切なさも、やるせなさも、全部燃料にして、九州ツアーを乗り切った。
 打ち上げも多いに飲んで、語って、騒ぐ。アホな奴らばかり集まって楽しかあ。
 
 Life is carnival!
 人生は騒ぎ。 
 そして、目が覚めればすべて夢のよう。
 死ぬまで生きるぞ~!

 松井君、1週間アリガト。またよろしくね。
★打ち上げにて。アホです。

2007年10月6日土曜日

熊本は温かい!

熊本 BATTLE-STAGE 
「~Pianoman Standing Tour2007~リクオ&伊東ミキオ」
オープニング:ウォールフラワー
 日中は30度を超える暑さ。リハーサル前は上通り界隈を散歩。熊本は街に活気がある。しゃれた店が多く、道行く女の子もかわいく見える。ぶらりと入ったブティックで秋物のの長袖のシャツを買う。
 バトルステージはライブハウスにはめずらしく、フルコンのグランドピアノが常備されている。コンディションもいい。
 リハーサルではバトルのPAの寺崎君とピアノのマイクの立て方を色々と試行錯誤。そのかいあって、本番ではかなりいい音に仕上がった。やっぱり、フルコンはよく響いて気持ちいい。
 
 この夜のライブにはミッキーのご両親、弟、知り合い関係者が多く足を運んでくれて、いかにも地元ライブといった感じ。温かい乗り。
 ウォールフラワーの真理ちゃんが熊本のライブのオープングで演奏してくれるのは、今回が10回目だそう。いつもありがと。ソロの演奏もいいね。
 バトルステージとの付き合いも長くなってきた。林田さんはじめスタッフのみんなには毎回ほんといつも暖かく迎えてもらっていて、感謝。来月のアコパルもよろしく!
 毎晩騒ぎ続けていたので、さすがにこの日はライブ後に疲れが出て、2次会ではウトウトと寝てしまった。
★酔っぱらい二人

2007年10月5日金曜日

移動も楽し!

熊本移動
 鹿児島のホテルをチェックアウト後、まずは地元の人に教えてもらった芦刈温泉に行って、ゆっくりと湯につかる。ここもいい温泉。値段も安い。湯上がり後の昼食は手打ち蕎麦。
 今日はライブがないので、のんびりと熊本に移動。BGMはジェシ.エド.デイビス。選曲が渋いねえ、松井君。天気も良好。
  熊本入りしてからまずミキオ君の実家にお邪魔する。ミキオ君のご両親は、自分がソロライブで熊本に来たときにも、よく会場に足を運んでくださるので、顔見 知り。二人ともとても明るく気さくな人柄。この日はミキオ君の10代の頃のピアノの先生もたまたま遊びにこられていて、挨拶させてもらう。ミキオ君はとて も練習熱心な生徒だったとのこと。
 夜は明日のライブ会場バトルステージの林田さんらと飲む。熊本市街は夜も人が多くてにぎやか。
★風呂上がりの乾杯!

2007年10月3日水曜日

打ち上げで2ステージめ突入!

宮崎 ウェザーキング
「~Pianoman Standing Tour2007~リクオ&伊東ミキオ」
オープニング:トリニティー
 目が覚めたのが、午前5時。それからパソコンに向かって、コラムの原稿に着手。昼過ぎにようやく完成。担当者に原稿を添付してメールする。

 この日も快晴。南国の陽射しは明るい。気候にも恵まれ、体調も上向き。
 ミキオ君のお母さんが宮崎出身で、彼の弟のヒサノリ君もたまたま宮崎に来ているということで、この日はミキオ君の親戚関係が大勢でライブに足を運んでくれる。ライブ中に客席からミキオ君に手を振る親戚のおじさんもいたりして、ミキオ君はちとやりにくかったかも。
 オープニングで演奏してくれたトリニティーのゲストには、グレイや氷室京介のサポートで活躍するドラマーの長井さんが参加。ど迫力のドラム。
 福岡でライブハウスの店長をしているK君が大分に続いて宮崎にも観に来てくれる。
 打ち上げに連れて行かれた場所は、セッサというえらいしゃれたイタリアンレストラン。自分たちが囲んだテーブルの前にはヤマハのグランドピアノが置いてあって、時々このピアノを使ってライブも行われるとのこと。
 お店のマネージャーのKさんがテーブルに挨拶に来てくれて、話したら、オレのファンで、ぜひ1曲弾き語りを聴かせてほしいと頼まれる。感じのよい女性で、機嫌がよかったので、リクエストにこたえさせてもらう。
 せっかく自分以外にも鍵盤奏者がいるので、演奏途中で、トリニティーのキーボード奏者の大西さんを呼んで、連弾。最後にもう1曲、サムクックの「Bring it on home to me」で、今度はミッキーを呼び込んで連弾。盛り上がったなあ。

2007年10月2日火曜日

温泉最高!  宮崎への移動日。

 宮崎に向かう前に別府に寄って温泉に入ることにする。
 どの温泉にしようかとしばらく別府界隈をさまよってたどり着いたのが、スギノイパレス。 これが大当たり。別府市街と海を見下ろすことのできる露天の展望風呂は最高だった。晴天で、吹く風も心地よく、景色も最高、お湯もやわらかくて、大満足。 ミキオ君、松井君と2時間くらい温泉ですごす。すごくリフレッシュされた。

 大分から宮崎までの車移動は、高速道路がないこともあり5時間以上かかったけれど、カーステを聴いて、3人であーだ、こーだと話しながらの移動は楽しかった。宮崎に着いたときにはとっくに陽が暮れていた。 
 宮崎と言えばやっぱ地鶏。ウェザーキングの玉井さんに連れられて、地鶏料理の専門店へ。せせりの炭火焼がおいしかったあ。
 この日はキーボードマガジンで連載しているコラムの締め切り日。1行も書いていなかったので、ホテルに戻ったら書き始めるつもるが、睡魔に勝てず爆睡。

2007年10月1日月曜日

九州上陸!バカに戻る!

大分 GAUCHO
「~Pianoman Standing Tour2007~リクオ&伊東ミキオ」
  ミッキーと羽田空港で合流して大分へ。空港まで松井君が車で迎えに来てくれる。小倉からやってきた松井君は、これから1週間、スタッフとして九州ツアーに帯同してくれる。
 大分の気候は東京とはまるで違った。暖かい。30度近くありそう。気候や風景が変わると気分も変わる。人間はいつまでも同じ心持ちではいられないものだ。それが寂しく思われることもあるけれど、変わってくゆくから救われるし、生きてゆける。
  
 この日のライブを主催してくれたマチオ君は、今までやっていたバーを閉めた後、しばらくバイクで日本各地を放浪していたそうで、日焼けしてワイルドな風貌になっていた。
 彼が精神的につらい状況のときに「孤独とダンス」をお店でよく聴いていたという話を聴いていたので、この日のステージで演奏。
  とにかくよく飲むお客が集まった。ライブが進み、アルコールが進むほど、会場も盛り上がってゆく。この日のステージはこれまでのミッキーとのツアーの中 で、最も自由度の高い、開放感のあるパフォーマンスになった。心が開放されればインスピレーションも湧いて来る。曲の構成がシンプルだと、湧き出たインス ピレーションを、即座に演奏に反映させやすい。だから飽きない。
 打ち上げもばか騒ぎ。まわりがアホばっかりでよかった。救われた。




☆ステージで乾杯