2000年7月27日木曜日

2000年7月17日(月)

昨夜の南青山CAYでのライブで東名京阪リクオソロ、リリースツアー無事終了。
得る物の多いツアーだった。 松永さんと学君にはまたソロツアーに参加してもらいたい。 ゲストの真城さんともまたぜひ、共演したい。昨夜は知り合いも結構遊びに来てくれて嬉しかった。朝日美穂さんはお母さんといっしよに観に来てくれた。朝日 さんのお母さんにはCDまで 買っていただいたのでサインをさせてもらった。鈴木祥子さんも観に来てくれたのでライブの後、朝日さんを紹介すると「知って います、ファンなんですよ。」と言って、その場で朝日さんの曲を口ずさみだした。とてもオープンな祥子さんと、恥ずかしそうな朝日さんの2ショット、面 白かった。 かってはフィッシュマンズで活躍、UAやチャラなど、さまざまなセッションをこなす ヴァィオリン奏者のHONZIも久し振りに顔を見せてくれた。彼女とはお互いが学生の 頃からの付き合いで、デビュー前から随分と長くサポートをやってもらった。現在、日本で最も注目を集めるエンジニアの一人、ZAKのプロデュースでソロア ルバム を1枚出していて、近々2枚目のアルバムも出るそう。とてもユニークな感性の持ち主。大阪弁丸だしのしゃべりは相変わらず。久し振りに話していて、時々出 てしまう僕の標準語に対して彼女から厳しいチェックを入れられた。
東京に住居を移して4年。気付か ない内に言葉遣いも変わってきてるんやな。この日の打ち上げは、遅くまでよく飲んだ。
で、今日は疲れと軽い二日酔い、そして暑さのせいもあり一日何も出来ずグッタリ。でも今から明日のヘルツのリハーサルの準備にとりかかるつもり。最近のリハではドラムの学君がキーボードを弾いて歌っていたり、ベースの寺さんが ドラムを叩いたりしている。明日はエンジニアの佐藤恭一っさんもリハに参加予定。 次のライブ、どうなるのか自分達にもまだよくわからないけれどリハーサルは楽しい。

2000年7月25日火曜日

2000年7月24日(月)

東名京阪ソロツアーで雨男疑惑を晴らしたはずが北海道ツアーでまたもや疑惑が浮上。道内ツアーの4日間は小雨もぱらつく生憎の曇り空が続いた。戻り日にはついに本格的 な雨がふりだした。多分、僕が道内にいなければもっとひどい雨降りが続いたことだろう。
今日は予想外に曲が一つ出来上がって日中は上機嫌。官能的は曲だと 自分では思っているのだが。夕方に嫌なことに気付いて、少し落ち込む。気分を変えるために近くの古本屋へ行ってマンガを買う。晩飯の後、しばらくテレビを 観ながら画面 に向かって突っ込みを入れる。そろそろ明日の準備をせねばと鍵盤にむかうも、いろんなことが思い浮 かんで集中できず、気分転換の為、パソコンに向かう。ハシケンがこのサイトに書き込みをしてる。何度かジョイントさせてもらったけれど、いつ聴いても彼の 演奏は良い。その場を越えて天にまで響渡りわたりそうな力強く伸びやかな声は一聴 の価値あり。彼が宣伝している大阪のライブもきっといいライブになるよ。
さあ気分はヘルツモード。

2000年7月21日金曜日

2000年7月31日(月)

ヘルツ東名阪ツアーから帰宅。
ミニマル、トランスの要素の強まった今回のライブは、演奏している自分が時間の流れを忘れるぐらいにはまってしまう瞬間が多々あった。 気持ちが良すぎて、いつまでも歌入りやエンディングの合図を出さずに僕がトランスし ているのでメンバーが少し戸惑うようなところもあったようだ。 音楽的には相当の成果 を今回のツアーで上げることが出来たと思う。 お客さんの反応も思いのほか良くて一安心。
今日は東京への移動前の午前中に、色々とお世話になっている大阪の友人K氏宅へ学君、寺さん、そしてマネージャーの哲ちゃんといっしよにお邪魔して、バリ島の伝統音楽、 ジュゴグとガムランの現地での生演奏のヴィデオを観せてもらう。これがまさにミニマルミュージック。みんな食い入るように観ていた。
K氏宅のリヴィングにはジュゴグの演奏で使われる木管楽器が2種類置かれていて、さっ そくK氏と学君のセッションが始まった。これが結構いい感じ。バリのジュゴグではピッチとサイズの違う何種類もの木管が数10人によって一斉に打 ち鳴らされるのだ。そんなものを野外の自然の中で体験できたら最高に気持ちがいいだ ろう。
帰りの高速の車中ではブラジルのパーカッション集団、バトゥカーダのCDを聴いて盛り 上がる。意味ばかり求めてこんがらがるのがばかばかしく思えた。

2000年7月20日木曜日

2000年7月10日(月)

大阪から大渋滞に巻き込まれ、早朝、4時過ぎに帰宅。 さすがに疲れた。 帰りの車中で聴いていたCDは、スノウボーイの新譜、ソニックユースの新譜、2ステッ プ物のコンピ、クレイジーケンバンドの新譜といったところ。
長時間の移動でこれだけの枚数だと何度も同じCDを聴くことになり、飽きてしまった。基本的にオンエアー権は運転手にある。運転中の学君がソニックユースのアルバムをフ ルで2回続けてオンエアーした時は正直、きつかった。嫌いなわけではないのだが、あ のダークでヘヴィーな音世界が逃げ場なく2時間以上続くと、つらい。寺さんとテッち ゃんは大丈夫だったのだろうか。
今回の名京阪ソロツアー、それぞれとても新鮮な気持ちで演奏することが出来た。特に大阪バナナホールでのライブが印象深い。演奏への集中力がいつも以上に高まり、 インスピレーションが多いに湧いた。 ベースの松永さんは平然とした表情を崩すことなくアグレッシブに2人のプレイに 反応してくる。 学君は今回、アコーステック編成ということもあり、スティックにブラシを多用。 ヘルツとはまた違ったフリーキーなプレイを聴かせてせくれた。2人の演奏が自分の歌と演奏に予想以上の刺激を与えてくれた。16日の青山CAYでのライブも楽しみ。
今回のツアーで一つ証明出来たことがある。それは自分が雨男ではないということ。梅雨空け前で台風が接近中という最悪の条件のなかで、見事に雨を蹴散らしたのだか ら文句はないでしょう。俺が思うに雨男は寺さんではなかろうか。

2000年7月3日月曜日

2000年7月3日(月)

忙がしい。 いろんな体験の余韻を味わう余裕がない。一週間前の出来事が随分前のことのように思える。考えも気持ちもどんどん変わって行く。こんなときに大切なことを見過ごしたり、忘れてしまったりするんだろうな。
とか言いながらぼんやりテレビを観ていたりもする。
テレビが好きだ。 ワイドショーをよく観る。司会やコメンテイターの発言にいちいち腹を立てたりしている。歌番組も時々観る。この前のヒッキー、声の調子悪そうやったな。ダ ウンタウンもよく観る。松ちゃん主役のドラマ「伝説の教師」、何回か観た。「人間には生まれてきた意味なんかない。」「人間は笑うために生きてんにゃ。」 松ちゃん、なんやかっこええこと言うてた。でも「笑いの時間」ではちと「テレビジョッキー」のたけし化しているような。「やっぱりさんま大先生」はときど き録画してる。最近、よしきのつっこみがさえてきた。 「思いっきりテレビ」結構役に立つことやってる。アメリカンプロレス「ロウ・イズ・ウォー」、凝りに凝ったシナリオ、キャラクター になりきる選手、ここまで開き直ってエンターテイメントに徹したら凄い。
俺にテレビタレント批評やらせたら結構面白いかも。でもナンシー関には負けるな。