2000年11月7日火曜日

2000年11月7日(火)

ツアー日誌の続きです。

10/20(金)ピアノマン.ナイトatチキンジョージ  (出演)リクオ、キョン、西本明、ツンタ よく寝たので体調がかなり戻る。 今日もツンタと移動。彼はピアノマン.ナイト初参加。 このイヴェントのツアーは、もう3回目になるのでマンネリと馴れ合いを警戒してリハ ーサルから緊張感を持ってのぞむように心掛ける。初日ということもあり少しナーバス になった。 生憎の雨。客足も今一つ伸びなかった。 比較的、おとなしい、上品な客層だった。 ど田舎でのライブだと、お客さんがハングリーな状態で、とにかく楽しんでやろうとい う意気込みが強い。開演前に出来上がっていることも多くて、ライブが盛り上がる確率 が高い。 都会のお客さんは回りの反応をうかがいながら、観ている感じ。 人のライブを観に行っても、時々、自分だけ乗っていて、浮いていたりする。 逆に盛り上がりについて行けないライブもあるけれど、そういう時は、あらかじめ、 客の間で、コンセンサスがとれていて、皆、安心して盛り上がってる場合が多い。 この日のステージは、少し、パフォーマンスに気をとられ過ぎた気がする。

10/21(土)ピアノマン.ナイトat京都 磔磔 京都まで一人で移動。 チェックアウトしてから時間があったので神戸をぶらついた。本屋で立ち読みしたり、 茶店でぼんやりしたりして過ごす。 この日は、席がぎっしりとつまって、立ち見がでた。ありがたい。 キョンさんのお母さんが観に来ていた。気さくで、明るい方だった。 母親の前で演奏なんて、自分なら動揺してしまうけれど、この日のキョンさんはリラッ クスしていて調子が良さそうだった。 自分も昨日より調子が良かった。MCはツンタ.ネタで引っぱる。 後でツンタから「ステージで自分のことをチンピラだと言いすぎる」と、抗議される。 地元ということで、旧友が何人も遊びに来てくれた。嬉しいものだ。

10/22(日)ピアノマン.ナイトat名古屋 得三 リハーサル前に西本さん、ツンタとお茶する。 そんなつもりはなかったのに、話の流れで、ツアー中に考えていたことなどを、えらく熱 く語ってしまう。でも、それで3人の気持ちが少し盛り上がったかもしれない。 この日のライブは、出だしのキョンさん、西本さんとのセッションで、客をつかめたので、 ツンタにうまくつなげられた。彼もこのツアーで一番納得のいく演奏ができたようだ。 このイヴェントを仕切っているトミーが、ライブ中に楽屋に入ってきて「ツンタが弾けた」 と、嬉しそうに言っていたのが印象に残った。 この日は意識的にパフォーマンスを押さえて、歌に集中するよう心掛けた。声が良く出た。 イヴェントとして、この日のライブが3日間で一番良かったと思う。 ライブが終わって、ほっとした。

10/23(月)岐阜県関市 高橋商店リクオ.ソロ 思いっきり、疲れが出た。移動の時から体がだるくて仕方がない。 ちゃんとライブができるのか、不安になる。 リハーサルが終わったら、開演40分前まで、寝る。体はまだ重いけれど、気合いを入れ て本番にのぞむ。畳に 用意された40席ほどが埋って、いい雰囲気が出来上がっていた。 高橋商店はリクオ.ファンの高橋夫妻が一年前にオープンさせた居酒屋で、開店まえから 頼まれていて、やっと実現したライブだった。 この日は夫妻のあらかじめのリクエストにこたえて「僕は知っている」を歌う。10年 ぐらい前に作った曲で、何年振りか思い出せないくらい、久し振りに歌った。 懐かしさと、新鮮さと、照れの混じった、妙な気分になった。 こういうラヴ.ソングはもう、書けないかもしれない。 2回のアンコールにこたえて、なんとかライブを終える。 そうそう、この日演った「マウンテン.バイク」の、「ヒュー」というかけ声のところで 調子の良い一部のお客さんが自発的に腰をあげてバンザイしたら、皆、真似し始めて全員 でバンザイしていたのが笑えた。

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