今日から、山形県東置賜郡川西町にある小ホール「ジャム」をお借りして、ソロアルバムのレコーディングに突入。
エンジニアのニキさんこと錦織さ
んと一緒に午前9時半頃東京発の新幹線に乗って現地へ向かう。福島駅をこえたあたりから急に雪深くなって、米沢についた頃にはまじですか?という積雪量。
ジャムのオーナーの片倉さんからは一昨日に30センチくらいの積雪だと聞いていたのだが、これはそんなレベルではない。大雪である。
米沢から
ローカル線の米坂線に乗り換えて羽前小松駅で下車。片倉さんが駅まで車でむかえに来てくれる。駅から5分程でジャムに到着。入り口の前もかなりの積雪で、
靴が雪にめり込む。長靴を履かないと歩けない状態。大雪&吹雪の2月に一度、川西を訪問しているのだが、12月のこの時期でこれほどの積雪があるとは予想
外。
玄関では片倉さんの奥さんのみよこさんが笑顔で迎えてくれる。4度目のジャム訪問。
今回のレコーディングは最初から、一般のレ
コーディングスタジオは使用せず、自分が全国をツアーして演奏させてもらった場所の中から、選ぶつもりだった。ジャムでは今まで3度、ライブをやらせても
らった。広さは21坪ほど。とにかく会場の鳴りがよい。客席のどの場所でも同じいい音で演奏を楽しむことができる。もちろんステージ上の鳴りもよい。会場
全体が一つの楽器のような感じ。今回、ジャムのオーナーの片倉さんにレコーディングの話を持ちかけたら快くokしていただき、ホールを1週間貸し切らせて
もらうことができた。
ホールの隣は喫茶店になっていて、みよこさんが仕切っている。ここの食事はどれもオススメ。特に茶店のテラスにあるピザ釜
で焼かれるピザが最高。しかし、今回テラスをのぞいてみたら、高く積もった雪にピザ釜もが埋もれてしまっていて、ピザはメニューからはずされていた。残
念。でも、作業に入る前にジャム喫茶でいただいたカレーはとても美味しかった。
自分達が到着してしばらくしてピアノの調律が終了。調律師さんは片倉さんがこの人以外に調律はさせないというくらいに信頼する方。
午後1時過ぎには、今回機材を色々とお借りしているサンセットスタジオの松田さんが到着。録音に入る前にまずはセッティングから、つまりスタジオ作りから
始める。ニキさんは今回の録音に合わせて、パソコンを買い換え(96kの録音が可能になる)、その他にもプリアンプ等の機材を購入して、ジャムに持ち込ん
でくれる。
晩飯前にセッティングが終了。思ったよりスムーズに作業が進む。午後7時、ホテルにチエックインするため、片倉さんが車で送ってくれる。ジヤムからホテルまで歩いて10分の距離とはいえ、この雪深い中での徒歩は結構大変。
この日からお世話になるホテルまどかは片倉さんが役員をつとめているので何かと融通がきく。本当は門限があるのだが、特例で門限なしにしてもらう。これで
遅くまでレコーディングが続けられる。夜型なのでありがたい。 チェックインの後すぐに食事。これが予想を遥かにこえる豪勢さ。これでもかというくらいに
色んなおかずが次々にテーブルに並べられる。どれも美味い。宿泊費は、温泉風呂がついて、この食事で、これでいいの?というくらい格安。
食事のあと試し録り開始。マイキングを色々と試行錯誤。作業は深夜まで続き夜中2時頃、ホテルに戻る。
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