2001年12月6日木曜日

「リクオのハプニングデイズ」at 大阪バナナホール

なかなか寝付けず睡眠不足。  午後2時にバナナホールに入る。リハーサル前にメンバー&マネージャー4人 で楽屋に集合して今日のライブに向けて、打ち合わせ。事前に決めていたライブ メニューをこの日、少し変更することにする。ライブ前にこういうミーティング をするのはヘルツとしてはちょっと異例。
 リハーサルはトラブルなくスムーズに進んでいった。3組で行うセッションは 当日打ち合わせ。ロッキンタイムの今野君は事前に決めていた曲を変更してボ・ ディドリーの「クラッキン・アップ」をセッション曲に持ってきた。ゆったりと した南国のハッピーなムードを感じさせる、いかにも彼らしい選曲。僕はオルガ ンを弾くことにする。
 ロックステディーのレゲエスタイルを得意とするロッキンタイムの演奏を聴い ていると わずらわしいことを忘れて幸せになれる。この日はやる事が多くて、ちとテンパ リ気味だったのだが、リハーサルで彼等の演奏を聴いて、気持ちがほぐれた。
 7時半に開演。僕の紹介でロッキンタイムが登場。彼等の30分ステージの 後、僕が登場してロッキンタイムのオリジナル「どこかに消えた」にピアニカで 参加。彼等のいいヴァイブレーションに触れてすっと気持ちが自由になる。いい パフォーマンスが出来た。出足は上々。
 ロッキンタイムがはけた後にヘルツのメンバーを紹介。3人での大阪ライブは 本当に久し振り。前半は熱くなりすぎず、少し抑え気味の演奏。1曲、1曲を聴 かせるというよりも30分のライブを一つの流れで聴かせることをいつも以上に 意識した。この日の演奏は力まず、けれど淡泊にならず、いい流れに乗ることが できた。ライブ後半でうまくピークがつくれて、自分の気持ちもそれに自然につ いてゆけた。自分の中で発見の多いライブだった。まだまだ高みに行けそう。メ ンバー3人にとっても来年につながる、一つのきっかけになるステージだったと 思う。
 ヘルツタイム最後のナンバー「ムーンライトサンバ」で玲葉奈をステージに紹 介、サビの部分をコーラスしてもらう。いい盛り上がりだ。その後いったん、寺 さんと学君にはけてもらって玲葉奈と二人でセッション。二人の会話を客席に聴 かせている感じ。玲葉奈は音に対する反応が早くて鋭い。打てばどんどん響く感 じ。とても楽しく、ちょっと色っぽいコミュニケーションができた。
 3曲を二人でセッションした後、寺さんと学君を呼び戻してヘルツ&玲葉奈の セッションタイム。ヘルツサウンドを全身に浴びて玲葉奈はどんどん自由に弾け てゆく。音楽とたわむれる喜びを歌で目一杯表現する彼女の姿に、僕だけじゃな く寺さんも学君も多いに刺激を受けたと思う。
 アンコールの3組そろってのセッションもハッピーな空気に満ちていた。いい イヴェントができた。
 打ち上げは近くの鉄板お好み焼き屋で。僕は明け方までコース。ロッキンタイムの今野君が最後まで付き合ってくれる。語った、語った。最後は酔って足腰の立たな くなったX氏(名前は伏せておきましょう)に肩を貸して宿泊先に戻る。

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