2004年9月4日土曜日

9/4(木)仙台 サテンドール

 いつものようにサテンドールの岡崎さんの息子、直人君が仙台駅まで迎えに来てくれて、4時頃店入り。直人君は去年までサテンドールを手伝っていたのだ が、現在は大箱のライブ・スペース、ZEP仙台のスタッフ。オレがサテンドールでライブをやるときは、今もブッキングの窓口になってくれていて、当日も 色々と世話してくれるのだ。親子そろって、本当に音楽好き。二人ともジャンルや世代に対するこだわりや偏見がなく、柔軟に自分達の好きな音楽を探し続ける 姿勢が素敵だ。
 この半年、サテンドールは、大雨でお店が床上浸水したり、お店のスタッフが辞めて、岡崎さん自身が昼間の仕事の後に毎日、お店のカウンターに立たなけれ ばいけなくなったりと、色々とあったようだ。お店を長く続けてゆくのは、大変なことだと思うけれど、サテンドールはぜひ、20周年、30周年を目指して、 やっていってほしい。
 サテンドールのピアノはなかなか、扱いが難しい。鍵盤が重く、やわなタッチでは、いい音で鳴ってくれない。ピアノに慣れるためもあって、リハーサルはい つもより長め。リハーサル後に岡崎さんから「リクオは、うちのじゃじゃ馬ピアノを弾き鳴らす、ロデウマンだね」と言われる。
「ロデウマン」!いいフレーズなので、本番のMCで使わせてもらう。

★これがサテンドールのじゃじゃ馬ピアノ。お店に放置されていた自家発電ミラーボールをピアノに置いて、使用。  
 ステージに上がって1曲演奏し終え、お客さんの様子をみて、急遽今日は2部構成でやることに決める。客席の雰囲気がリラックスしてい て、とてもよいので、なるべくドリンクオーダーをとってもらいながら、ゆっくりライブを観てもらうのがよいと思ったのだ。普段、2ステージ・ライブは演奏 時間がどうしても長くなるので、体力の消耗が激しく、集中力の維持が難しいので、あまりやりたくないのだが、今日は別。
 サテンドールでは、ダイアローグとモノローグを自由に行き来するライブができる。緊張と緩和のバランスもうまくとりやすい。自分とは相性の良い空間。今夜はいつも以上に溌溂としたステージ。

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