表参道 FAB 「鍵盤弾きの歌」
出演:Rikuo/染谷 俊/小林建樹/早川義夫
今日はチャリンコで会場まで行く。
表参道沿いの同潤会アパートが取り壊しに入っていた。
馴染みの景色がまた一つ消えて行く。
今日は4人の鍵盤奏者がそれぞれ全く個性の違う弾き語りを聴かせた。
出演者の一人、早川義夫さんとは久しぶりの再会。
学生時代に早川さんの「かっこいいことはなんてかっこわるいんだろう」というアルバムを聴いた。すごいインパクトだった。歌を通じて、ここまで生々しく自分自身と向き合うことができるのかと驚いた。
そのアルバムが発売された30数年前と、今の早川さんの歌う姿勢は何も変わっていないように思う。
この日のステージも強力であった。前の出番でオレがさんざん盛り上げた客席を、早川さんは一瞬にして黙らせ、金縛り状態にしてしまった。否応無しに歌と言葉が心と体に突き刺さってくる。それは暴力的ですらある。
早川さんの音楽は歌詞にもある通り、どろどろの醜いものがキラキラした美しいものに変わって行く瞬間の体験である。
とにかく早川さんはとても元気であった。
久しぶりの再会を喜んでくれた。舞台袖からオレのライブを随分楽しんでくれたよう
で、嬉しかった。
次の日がレコーディングだったので今日の打ち上げは控えようかと考えていたのだが、早川さんが誘ってくれたのがうれしくて、いっしょに打ち上がらせてもらう。
酒は控えたけど。
★楽屋で小林建樹くん、早川義夫さんと。
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