2005年7月26日火曜日

7/26 (火)

大阪 martha(dinning cafe+goods)
 恒例となった感のあるマーサ.ライブ。オレの学生時代からの音楽仲間であるK夫妻が2年前にオープンさせたカフェである。マーサでのライブはリピーターが多い。店の雰囲気はいいし、ゆっくりと料理とお酒を味わいながら、ライブを楽しめるのが魅力。
 最近は地元ミュージシャンだけでなくツアー.ミュージシャンもマーサでライブをやる機会が増えている。来月はハンバートハンバートが来るのだそう。音楽を発信するカフェとして、マーサは大阪でもすっかり定着したようだ。
 この日は新曲を色々とやってみた。自分の場合、曲ができた瞬間は嬉しくて、どんな曲も名曲のように思える。けれど、一度人前で歌ってみると、その曲に対してかなり冷静になれる。今日歌った新曲の中で2曲は残りそう。1曲はまだ改良の余地があるかな。
 この日はインフィニティーの氏家さんが、大阪で仕事があったついでにライブを観に来てくれる。ライブ中、腕を上げて手拍子したり、楽しそうしてくれてたなあ。
  この日は近くの温泉付きホテルに宿泊していて、ライブが終ったら即、湯につかりにホテルに戻る。実はオレはここの温泉の会員になっていて、大阪に来る度に 湯につかりに来ているのだ。市内にこんないい湯の温泉があるなんて、ありがたい。ライブには、地元の知り合いが何人も遊びに来てくれていたのだが、オレが ゆっくりと湯につかっているものだから、随分と待たせてしまった。
 マーサに戻って、皆と乾杯。湯上がり状態で、生ビールをぐいっと飲む。あ~幸せ。
  この後、学生時代の昔話に花が咲く。特に、軽音の同級生Tちゃん(♀)の話で盛り上がる。歌を歌っていて、当時は常にワンレンボディコン(死後ですね) 姿、新地でホステスをやっていて、学生時代から大酒飲み、かなりファンキーでいかれた女の子だった。一時、夜になるといつも彼女がSかオレの下宿に酒とつ まみを持ってやってきて、そこに仲間が集まり、毎晩のように宴会が行われていた。特に若い頃の男同士の友情というのは、女性の出現によって、くずれてゆく のもだが、彼女のかき乱しぶりは、なかなか凄かった。その後、プロゴルファーと結婚して子供を産み、離婚してというところまでは、知っているのだが、今ど うしているのかなあ。
 マーサの片平と一緒にバンドをやっていた時のヴォーカルのHは、大正区の実家でお母さんと二人暮らしで、長い間引きこもり 状態。感性がするどくて、すごく才能があるのだけれど、恥のかき捨てができない奴だった。恥じらいはなくしたくないけれど、どこかで、鈍感さというか、ず うずうしさを持っていた方が、表現者は長持ちするのかもしれない。去年、そのHに久し振りに電話したら拍子抜けするぐらい元気で、呑気そうな声だった。そ のうち、小説家でデビューしたりしたら面白いのに。
 多感な時期をともに過ごした友達のことは、今も気になるものだ。

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