2009年11月3日火曜日

『上関原発阻止行動支援GIG』

広島 横川シネマ
ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
 アコパル2年振りの横川シネマである。
 横川シネマのすぐ近くに、80歳近いおばあさんが一人で切り盛りしている小さなお好み焼き屋さんがあって、リハサールの前、中川君、克ちゃんと3人で、 3年振りにのれんをくぐってみる。いたいた、おばあさん、お元気そう。早速、お好み焼き、焼きそばを注文。おばんさんのコテさばきは相変わらず力強かっ た。
 同じ鉄板を囲んでいた60代と思われる常連のお客さんが、話の流れで、元々プロのジャズドラマーだったことが判明。東京でフルバンドにも所属して、演歌 を中心としたさまざまなレコーディング、コンサートにも参加していたそう。いろんな話を聞かせてもらう。

 この日のライブは横川シネマ側からの提案もあって『上関原発阻止行動支援GIG』と銘打って開催された。恥ずかしながら自分はこれまで上関原発建設問題に関しては何も知らなかった。
 横川シネマは相当に古い映画館で、その年季からくる味わいとスタッフの思いが相まって、独特の磁場を生み出している。この空間でのライブはいつも印象深いものになる。
 ステージ後半に演奏した「アイノウタ」後半のコーラス部分では、ピアノを離れ、客席に降り立って最後部まで駆けて行き、体中を使って熱唱。この空間でこういうパフォーマンスをすると、歌手というより大衆演劇の役者のなったような気分。
 連日連夜美味い酒。

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