2013年1月2日水曜日

アメリカのコミュニティーFMに出演しました! facebookより

★アメリカのコミュニティーFMに出演しました!
アメリカ、イリノイ州のUrbanaという街にあるコミュニティFMの日本語ラジオ番組「ハルカなショー(HARUKANA SHOW)」に出演して、 MAGICAL CHAIN CLUB BANDのこと、ツアー生活のこと、被災地のこと、原発のこと、多様性と対話の可能性について等いろんな
話をしました。その内容がPodcastにて公開されています。
http://harukanashow.org/archives/996
実は「ハルカなショー」のパーソナリティーはオレの姉なのです。収録は京都の実家で行われました。いつもより低いテンションでまったりと、しかし、じっくりと語っております。よかったら聴いて下さい。
Podcastに添えられたオレの文章を以下に掲載します。

★リクオからのメッセージ
ツアーを続ければ続けるほど、日本は広いなあと感じます。時間の流れも、価値感も、景色も、風土も、言葉遣いも、場所によってさまざま。それが素晴らしいことなんだと思うようになりました。

僕はステージに上がる前に、ライブの完璧な絵をあらかじめ描かないようにしています。その場所でのライブが、双方向性であることを常に意識しています。1 人で演奏するときは、曲順もしっかり決めないし、曲のテンポ、アレンジ、歌い方、MC等が、その場の空気、お客さんのリアクション、その日の自分の心持ち 等によって、毎回変化することをよしとしています。その方が、場のエネルギーが循環して共鳴が生まれやすいし、毎回が新鮮で、飽きなくて楽しいんです。

音楽生活、特にツアー暮らしの中で、たくさんの人達と出会って、直接の会話を重ねる中で、以前より人の話を聞くのが楽しくなりました。皆それぞれに違った ストーリーがあるのが面白くて話のネタが増えるし、そのストーリーの中に、自分が少しでも参加していたりすると、やっぱり嬉しいものです。

「対話」「相互作用」「多様性」、この3つは、自分がツアー暮らしの中で学んだ重要なキーワードです。不寛容な空気が支配的になりはじめた今の日本に暮ら していて、この3つのキーワードの大切さを増々痛感しています。対話の姿勢を失わず、多様性を受け入れ、独りよがりならず、相互作用によって生まれる価値 を共有できる世の中であってほしいと願っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿