2003年3月19日水曜日

2003年3月19日(水)

奄美から東京への直行便は夜の7時発のみ。時間があるので、麓さん、孝介君、正一さんといっしょに島のシャーマン、ユタ神様のところに行く。
奄美には多くのユタさんが存在し、地元の人達の良きカウンセラーになっているそう。女子高生が恋愛相談でユタさんのところへ足を運ぶこともあるらしい。
オレは去年の奄美ツアーに続きユタさんにみてもらうのは2度め。前回のユタさんは奄美ではめずらしい男性だったけれど、今回は女性、おばちゃんだった。
ユタさんのところへ行くときには、数千円を包む以外に、必ず焼酎と塩を持って行かなければいけない。差し出された焼酎は儀礼の際、なんらかの形で使用される。


ユタさんの家の祭壇
祭壇の前で正座して待っているオレ達の前に奥の部屋からユタさん登場。60前後と思われる気さくそうなおばちゃん。
祭壇の前に座るなりいきなり民謡を歌いはじめたのには、意表をつかれた。これがよく通るいい声。とにかくいきなり頭の中で歌が聴こえはじめて、たまらず歌 い出してしまったそう。オレ達が音楽に深くかかわる人間であることはすぐに言い当てられてしまった。
それぞれ一人ずつ観てもらったのだが、一人めの孝介君はかなりズバズバとアドバイスされていたなあ。えらそうでなく、とても愛を感じさせる語り口だった。
次にオレがみてもらう。言われたことはちょっと秘密やね。昔に患った病気と疲れた時にでる症状を当てられたのにはびっくり。とにかく面白かったなあ。色々と気付かされたり、考えるきっかけを与えてもらった感じ。
今回も記憶に残る奄美の旅だった。

 

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