2007年3月3日土曜日

大阪 梅田バナナホール

大阪 梅田バナナホール
「セツナグルーブ」発売記念リクオ・スペシャルライブ 
~セツナグルーヴ2007~
【サポートメンバー】朝倉真司(パーカッション)、橋本歩(チェロ)、阿部美緒(ヴァイオリン)、岡村美央(ヴァイオリン)、萩原 薫(ヴィオラ)
  久し振りのバナナホール.ライブ。この会場との付き合いは学生の頃からだから、20年をこえる。バナナホールは現在、賃借契約をめぐって土地所有側と裁判 で係争中で、存続の危機にある。そういう状況もあって、今回の大阪での発売記念ライブは、まずバナナホールで行うことにこだわった。こういうローカル色と 歴史のあるライブ.スポットは、なくなるべきじゃない。
 バナナホールのピアノは、4年前のライブのときにニーナと命名した。ニーナ.シモンが亡 くなったことを知ったのが、バナナホールでのライブの当日だったのだ。昔から馴染みのピアノなのだが、久し振りに再会して、リハーサルで弾いてみたら、 タッチも音もかなり固くなっていた。バナナホールは去年の一時期営業を停止していて、営業再開以降もブッキングは以前程埋まっていなかったから、弾かれる 機会がめっきり減ってしまったことが、原因なんだろう。リハーサルでなんとか弾きほぐすようにする。
 ライブは大盛況だった。ステージに登場して、客席の期待をいつも以上に感じた。それを柔らかく受け止めて、演奏するようなイメージを心掛けた。
  ストリングス.カルテットが参加するのは、大阪では初。彼女達との共演は本当に心地よい。女性4人に囲まれて演奏するというのは、やはり野郎4人よりもモ チベーションが上がる。パーカスの朝ちゃんは、オレをサポートしつつ、行く時は行ってくれる。自分の理解者だと勝手に思っていて、時には、甘えさせても らっている。ニーナはやはり普段より少し固かったけれど、よく鳴ってくれた。また弾きに戻って来ないと。
 いいライブになった。ライブを観て、「節目が来ているのではないか」と言ってくれる人もいた。どうなんだろう。
 とにかく大阪ライブ、ほんまええ感じでやらせてもらって感謝。
 この夜は、当然打ち上げも盛り上がった。ギタリストの小倉博和さん、坂田学っち、バカボン鈴木さん他ツアーで大阪に来ている多くのミュージシャンとも合流。朝方まで飲む。
 さあ、次は11日の東京やね。渋谷DUOにぜひ。
★リハーサル前に1枚。

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