2011年10月29日土曜日

那覇でPすけと再会、共演

沖縄県那覇 桜坂劇場・サンゴ座キッチン
「MAGICAL CHAIN CARAVAN vol.2」
【出演】ウルフルケイスケ&リクオ
 「沖縄ツアー3日目やけど、もっと長く続いてる気がするわ」
 石垣を立つ前に、ケイヤンがそんなことを話してきて、「ほんまやね~」とうなずく。
 石垣から飛行機で那覇へ移動中、機内放送で機長から、この日が最終フライトであるキャピタルアテンダントさんの紹介があり、彼女への感謝とねぎらいの言葉が送られる。皆拍手。気持ちの伝わる言葉で感動したなあ。
 空港には今日明日のライブを企画してくれたハーベストファームの野田君が迎えに来てくれる。車中、カーステからは、八重山民謡の唄者、新良幸人くんの新 譜「浄夜」が流れていて、引き込まれる。すばらしい!今回、野田君の車で移動の際は、ひたすらこのアルバムが車内で流れ続けていた。
 桜坂劇場内にあるサンゴ座キッチンは、通りからも中の様子が見えるオープンなつくりで、道行く人達が時々足を止めて、ライブの様子を眺めていたりした。
 沖縄のお客さんって、意外にシャイだけれど、一度打ち解けてしまうと、参加型で思いっきりライブを楽しんでくれる傾向にあると思う。この日もステージが進行するにしたがって、どんどん場が盛り上がって、とてもハッピーな空間になった。
 この日のライブでは、沖縄に越してきたばかりのPすけ君がライブの後半から急遽パーカッションで参加してくれる。相変わらずのオープンな乗りで、当日 ぶっつけだったにも関わらず、とてもよいグルーブを一緒に作ることができた。少し前まで湘南葉山に住んでいたPちゃん夫妻が沖縄にいることに、あまり違和 感を持たなかった。元々南国気質なところがあったので、沖縄の空気が彼に合っているのだと思う。
 原発事故以降、関東に住む何人もの知人が、居を南に移した。自分はまだ湘南での暮らしを続けるつもりでいるけれど、クリエイター達が中央に集まらなくても、活動できるような状況がもっと進めばいいなと思う。
 この日の打ち上げもひたすら泡盛で攻める。

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