2004年11月27日土曜日

11/27(土)「リクオのハプニングディズ 」~鍵盤ナイト 下北沢440(Four forty) ◇出演:リクオ ゲスト:奥野真哉(ソウルフラワーユニオン)/HARCO/伊東ミキオ

寝つけず、朝方に寝床で田口ランディーのエッセイを読む。色々と感じることがあった。
 世界はギフトに溢れている。世界のハーモニーに加わること。自分が自分がという自意識が強すぎるから辛くなるのだ。今日1日気持ちを楽にしよう。心をオープンにして、今夜のライブを楽しみ、色んなものを受け取ろう。そうすれば必ず新しい出会いがあるはず。
 昼に目が覚めたら元気が出ていた。ベランダに出たら快晴で、空気が気持ちよかった。何度もゆっくりと深呼吸をした。鳥のさえずりが聴こえた。猫がにゃ~と鳴いた。

今日のライブは無理にテンションを上げず、気楽にお客と共演者との会話を楽しむようにする。いつも以上によく喋る。
 奥野君とはデビュー当時からの付き合いだけれど、音楽でこれだけ濃い会話をしたのは始めて。いいセッションができたと思う。「満月の夕」は、練習の成果が出た気がする。ライブの後に誉めてくれる人もいた。
 ハルコの歌には以前よりも、素直さや、歌に向かい合う気概、勇気を感じた。彼とセッションさせてもらった「愛されたいから」という曲は、かってのオザケ ンにも通じるゴスペル色の強い作品で、とても印象に残った。作詞はビッケさん。ハルコの歌に触れて、自分は「祈り」を感じる歌が好きなのだと再確認。
 代ちゃんとのセッションは約1年ぶり。ピアノとオルガンのみのセッションは始めて。代ちゃんのプレイは相変わらずパーカッシヴでファンキー。煽り煽ら れ、どんどん盛り上がって行く。打てば響きまくる感じ。とにかくオルガンという楽器をここまで愛して、理解している人を他に知らない。
 この日のミキオ君は自信に溢れていて頼もしかった。二人のセッションで客席は最大に盛り上がった。やはりこのやんちゃなグルーヴが、お客さんを弾けさせるのだろう。
 前日まで少し気持ちがダウンしていたのだが、色んな人から力をもらって、なんとか気持ちよく今日一日を終えることができた。

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