茅野に向かう前にかつぺいさんが浅間温泉に連れて行ってくれる。湯上がりで、昼間っからビールをいただきました。
くるみでのライブは約1年振り。
ここのお店は小池さん夫妻と息子のケンタロー君、コータロー君による家族経営。ほんと羨ましくなるくらい仲が良くて気さくな家族である。この日はコータロー君が彼女を紹介してくれる。彼女も、既に小池一家に溶け込んでいる様子。
ライブを企画してくれたのはグッドニューズの木下さん。木下さんは去年長年勤めていた会社を退職して、会社を立ち上げ、プロの音楽イヴェンターに転職した。最近は清志郎さんのコンサートを手かげ、諏訪に1000人ものお客さんを集めたそう。
オレのライブの後も、有山さん、チャボさん、矢野顕子さん等のライブが目白押しである。諏訪地区の人達は、木下さんみたいな人が自分達の街にいてくれることを感謝しなけれないけない。
くるみに置いてあるピアノは相当に古いヤマハのアプライトだけれど、鳴りが良い。やはり昔のピアノは使っている素材がよいのだろう。とても気持ちよく演奏できた。
元ミチロウさんのマネージャーKさんも去年に続き観に来てくれる。この人も酒豪である。
小池家の末っ子のコータロー君は、大阪で毎春行われる野外イヴェント「春一番」にボランティア.スタッフとして参加し続けている。そういうこともあって、 彼に「ROLLING SINNGERS REVIEW」のスタッフをやらないかと持ちかけたら即OK。なんて気持ちの良い奴なんだ。ありがとうコータロー君。
ライブが終って、いつもよりまったりと打ち上がっていたら、「ROLLING SINNGERS REVIEW」の開催場所である鶴川座スタッフの山口さんから電話がある。明らかに動揺した声。話を聞いてびっくり。
鶴川座の代表の酒井君が、打ち上げで手打ち蕎麦をすすめられて、元々蕎麦アレルギーだったにも関わらず、断りきれずに口をつけてしまったところ、発作がお きて救急病院に運ばれ、今応急処置をしているところなのだが、まだ発作がおさまらず、予断をゆるさない状況で、病院からは親族を呼ぶよう言われているとの こと。
側についている山口さんには、気をしっかり持つよう伝え、状況に変化があれば、また連絡くれるように頼む。
電話を切った後は、打ち上げの席で平静を装いつつ、心の中で「アホ、酒井、死ぬな!」「いや君は絶対死なん!!」などと繰り返し続ける。
2時間程して、山口さんより2度目の連絡があり、発作が治まり、一命を取り留めたとのこと。いゃあ、よかった。ほっとした。ほんま、手まで合わせたわ。これからは酒井くんの分まで、蕎麦を食ったる。
ほんま、色んな事があるなあ。
オレも酒井君も山口さんも今、「ROLLING SINNGERS REVIEW」開催に向かうプロセスの真っ最中にいるのだけれど、ここまでの経過は結構劇的である。
はっきり言って、今はイヴェントをやる難しさを、思いっきり味わっているところだ。まだまだ出来る事はたくさんあるはずだから、焦り過ぎず、 アイデアを出し合って、なるべくたくさんの人達を巻き込みながら、やるべきことをやろうと思う。ほんで、やっぱり楽しまんとね。
★リハ前のくるみ。
0 件のコメント:
コメントを投稿