快晴。11月とは思えない陽気。日中は朝ちゃんと長崎の繁華街を散歩。昨日の佐賀に比べると、本当に賑やかで活 街を歩いていると、朝ちゃんのヘアースタイルが注目の的。中華街のあるお店で皿うどんを食べたときも、店員のおばちゃんが朝ちゃんのところにやってきて、 ヘアスタイルについて色々と質問。
BODY TO SOULは初めてのライブ会場。ここは元々、カボというライブハウスがあった場所で、15年くらい前に友部正人さんのライブのゲストとして出演させても らったことがある。お店は変わってしまったけれど、15年振りにこの場所に戻ってきたわけだ。店内に入ると、レンガ造りの壁が当時のまま残されていて、懐 かしく感じた。
オープニングでギターの弾き語りをしてくれるSOICHIRO君とはおもしろい縁があって、彼が東京でバンドをやっていたとき に、オレはそのレコーディングに参加しているのだ。ただし、タビングだったため、彼はオレの録音の現場には立ち会っていなかった。だからオレは SOICHIROくんのことは全く認識せずに、その録音を終えてしまった。それが10年くらい前の話。
月日が流れて、2年前に久し振りに長崎で ライブをやらせてもらったときのこと。ライブ後の打ち上げで、パニックパラダイスという地下にあるお店の階段を降りて行ったときに、店内からご機嫌なラグ タイムギターが聴こえてきた。お店に入って席についても、スピーカーから流れて来るギターが気になって、マスターにこのCDの演奏者は誰かと尋ねてみた ら、奥の席で飲んでいる男性だと言う。さっそくその男性に声をかけて、CDの感想を述べて、自己紹介させてもらった。男性はびっくりしたような顔でこちら をみた。その男性がSOICHIRO君だったのだ。
8時にSOICHIROくんの演奏がスタート。彼のブルーズを聴いている内に飲みたくなっ て、焼酎を注文。SOICHIROくんはステージの最後に「ジョージア.バウンド」を演奏。演奏の途中で、勝手に飛び入りしてピアノで参加。酒場ライブで はこういうのもありでしょ。
リハーサルでは音作りに手こずったが本番は問題もなくやれた。SOICHIROくんとお店の雰囲気に影響されて、 この日はブルージーなナンバーを多く演奏する。朝ちゃんに、予めあくまでも予定として伝えていた曲順は、あまり意味をなさなかった。でもとてもいい流れの ステージになった。思うまま、感じるまま、心地よく演奏できた。最近のベストライブのひとつかもしれない。
ライブの後は、一口餃子のお店へ。う まいんだな、これが。三々五々の後も飲み足らず、ホテルの向かいのお店でもう少し飲む。日中、そのお店の前に魚の干物が干してあって、気になっていたの だ。おばちゃんが一人で切り盛りする、カウンターだけの小さな店。昼間に干していた干物を出してほしいと言うと、あれは隣の店だと言われる。ま、ええか。 焼酎を飲みながらしばらくおばちゃんの身の上話を聞いて、部屋に戻る。
★朝ちゃんの髪型に興味津々のお店のおばちゃん。
★中華街の前の公園で、将棋に興じるおじさん達。
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