2005年11月10日木曜日

11/10 (木)

AYOYAMA月見ル君想フ◆青山ピアノナイト9days~初日~◆
『月下の黒鍵』
出演:タカツキバンド/平泉コージwithキンドー/リクオ/フラバルス
 宮崎のホテルを10時にチェックアウトして、朝ちゃんと正午前の便で羽田へ飛び立つ。羽田から、直接ライブ会場の青山へ。
 朝ちゃんはさすがに疲れがたまっている様子。8日間で7箇所を回る強攻スケジュールの上に、毎晩飲んで遅くまで飲んで盛り上がり続けていたのだから、当然だ。オレは、疲れの感覚が麻痺しているのか、なぜか妙にすっきりした気分。
  この日の共演者の一人の平泉くんはイノトモの旦那さん。実は、この日が初対面。物腰の柔らかいとても感じのよい人だった。ステージもはじめて観させても らったのだけれど、夫婦そろってほんまにいい声。曲もギターもよかった。キリンジなんかにも共通するポップセンスを感じた。
 タカツキは、やっぱりいいセンスしてるよなあ。彼のオリジナルの「同じ月を見ていた」という曲をカヴァーしてみようかと思う。
 ウコンの力とリポビタンDを飲んでステージヘ。ツアーの勢いのままグルーヴィーな演奏ができた。女性が腰を揺らして踊っていると、こっちも盛り上がる。客の入りはたいしてよくなかったのだが、祝祭的空間になった。
  で、やはり打ち上げに参加してしまった。酒も回りはじめた頃に、酔っぱらったタカツキがステージに上がってピアノを弾き出す。ステージのバックにあるでっ かい月のオブジェに見守られて、体を揺らしながら一音一音かみしめ、確かめるように音を鳴らすタカツキ。他のメンバーもステージに上がり、ピアノに合わせ て、なんやら即興詩らしきものを朗読したり、踊ったりし始める。世界の片隅でバカをやってる。自分はこういう光景に愛おしさを感じてしまう。
★酔ってステージのピアノを弾くタカツキ。

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